昨日の香港も多くの若者が、香港警察に叩きのめされ、血を流しながら、自由を取り戻したいと苦しんでいた。 生まれた時から手にしていたはずだった数多の自由を徐々に潰される思いはどれほど苦しいのだろう。 この問題で一番弱い存在は、自らの未来を決定する事を許されない若者だ。
今も時折何かを思い出す事がある。 その何かを完全に思い出す事が出来ないのだけれど、その欠落した記憶が今の自分に大切なものだったと思えて不安になったりする。 大抵の場合、そんな大層なことではないのだけれど。その小さな忘れたものの積み重ねが、今の自分の大切だった失った「何か」な気がしてならない。 年を重ね、人生の残りの自分の立ち位置も、もうこれ以上変わらないと気が付き始めた今、過去を振り返ると、自分が残してきたものが何かを思い出せない。 それぞれの世代で努力していた事はあ