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他者に対する一方的な期待をやめて他者批判を手放すことをSearch Inside Yourselfから学んだ

Search Inside Yourselfの研修は全4日間だったので、4回に分けて記事を書いています。

この研修では以下のテーマを取り扱っており、2日目の今回は「自己認識」「自己管理」です。

・マインドフルネス
・自己認識
・自己管理
・モチベーション
・共感
・リーダーシップ

前回の記事はこちらです。

マインドフルネスだから一切怒らないわけではない

改めて、マインドフルネスでは「自分の感情を自動操縦する状態から、気付いている状態へ移行させてくれるもの」です。

そのため「こんなことを考えちゃダメだ!」と抑制するわけではなく、「こんな考えが浮かんだけど、本当にこれを選択してよいのだろうか」と気付くことが重要なのだと分かりました。

受講前の僕は、マインドフルネスをマスターしたら悟りを開くようなイメージで、マインドフルネスな方々は怒りの感情とか湧いてこないのかと思っていました・・・。

感情に気付き、一旦止まって選択することができる。

この状態を目指せばよいのかと思うと、ハードルが下がったように思い、自分でも習得できそうだと感じました。(元々悟りを開くレベルを考えていたので…)


マインドフルネスを実践できる最強の手法『SBNRR』

この手法を学ぶことができたのも大きな一歩でした。

自動操縦状態ではなく、感情に気付き、一旦止まって選択する。
といっても、言うは易く行うは難し。。

ということで、衝動的に反応しそうになったら『SBNRR』が良いですよと教えて頂きました。

Stop    :止まる
Breath :呼吸する
Notice :気付く
Reflect   :よく考える
React   :反応する

ですね。

実生活の中でも取り入れようと頑張っているところです(汗)

これがなかなか難しくて、個人的にはまず「Stop:止まる」「Breath:呼吸する」までを意識しようと思っています。


自己批判と他者批判を手放すということ

自分の感情を認識して自己管理していくことの大事さが少しずつ分かってきました。

自己管理においては、自分自身に対しても優しさをもつということが重要なのですが・・・やはりすぐには出来なさそうです。。個人的には、自分はここがダメだ、と自己批判をしてしまうことが多いですし、あの人はここが良くない、と他者批判を思ってしまうこともあります。

陰口が嫌いなので他者批判について、誰かに話すということはありませんが、自分の感情としては浮かんできてしまうのが正直なところです。

『自己批判と他者批判を手放しましょう』

とは言え自己批判と他者批判を全くゼロにすることは難しいよな、、、と思っていたのですが、手放すというのは、『自己批判と他者批判を自分の中心に置かないこと、横においておくこと』と教えて頂いたときに腹落ちしました。

また、手放すためには、まず自分の中にこういう感情が湧いているんだと気づかないと手放すこともできないという点もすごく腑に落ちました。


他者批判の根幹は他者に対する一方的な期待からくるものではないか(個人的な見解)

僕は会社を経営し、メンバーをマネジメントする立場にいるため、批判ではありませんがどうしても他者を判断しようとしていることに気付きました。

「もっとこういう発言をして欲しい」「こういう行動をして欲しい」といったことをかなり思ってしまいます。

ただ、これはあくまでも僕が理想と思っていることと現実とのギャップからくるものであって、必ずしも最善かどうかは分かりません。僕の理想が最善とは限らないからです。

そう思うと、他者を批判したくなるときは「自分が正しい」「自分が最善である」という前提にたっているなと気付きました。

例えば、会議の場で否定的な意見を言うAさんは未熟でダメだ、と勝手に自分が思った場合、否定的な意見を言わない会議こそ最善であるという前提にたっています。

しかし、会議によっては否定的な意見が出たほうが前進することも勿論あります。あえて否定的な意見を言ったほうがみんなが前進するから否定的な意見を言おう、ともしかしたらAさんは思っていたかもしれません。

そう考えていくと、一方的に他者へ期待して判断することを手放していった方が良さそうだという結論に至りました。

これを具体的なアクションと仕組みへ落としていった方が良さそうです。ということで、僕が判断しなくて良い仕組みにするために、『OKR』という目標管理の手法を取り入れて、社員が自分で目標を設定し(会社の目標ともリンクするように)、自分で立てた定量的な目標へ行動するようにしました。

こうすれば、僕の一方的な理想からくる判断をする必要がなくなり、社員は自分がたてた目標に対する達成度合いを測ることができます。


感情を変えようとするのではなく気付くこと

無理やり感情を変えていくのではなく、感情に気付くことが何よりも重要だということがよく分かりました。

イラッとしたときに、この怒りの感情を何とかゼロにして楽しい感情へ変換しなくては・・・と無理やりやろうとしても、逆に怒りの感情が強くなってしまいそうです。

そうではなく、「あっ、今怒りの感情が湧いてきた」ということに気付ければ自ずと次の感情・行動が変わりそうだと実感しました。


続きは3日目と4日目の記事へ続きます!
残りのテーマとしては「共感」「リーダーシップ」といった内容です!

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