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トラブルだらけのキリマンジャロ登山

2019/07/20
キリマンジャロ登頂した。
いやー疲れた。もー足パンパン。
ってなわけで歩くことが億劫。

暇なので適当にまず日程だけまとめる。
感想は次にする。

自分が行ったのは4泊5日のマーラングルート。
登山客の約50%がこのルートで行くらしい。
一日に約1000メートル登る感じ。
登頂アタックは4日目の早朝。
なので登頂率は30%ぐらい。すごい低い。
何でこのルート選んだのか分からん。

0日目。

とりあえずツアー会社探し
一応アジア人に有名なキリクライマーズって言う会社に目つけてた。けど、チップとかの問題で色々とトラブルが多いらしい。最初に行ってみたがボスピタリティ無さすぎで辞めた。ちなみにキリマンジャロのツアー会社100ぐらいあるらしい。そこらへんのポーターのキャッチから聞いた。ほんまか知らんけど。宿のオーナーにおススメの会社を聞いてそこに決めた。名前はマタタツアー。その後は装備品を決めにレンタルショップへ。事前にある程度何が必要なのかをネットで収集しとくべし。言ったら全部奥から出してきてくれた。その後は薬買って終了。

まとめ
3.4件回ってみたが値段、サービスはほとんど同じ。なのでその会社のボスピタリティとかレコメンデーションノートとか見て決めた方が良いと思う。
自分の料金とサービス内容。
・マーラング4泊5日1100ドル
・往復トランスポート
・1日3食のご飯
・備品のレンタル(ほぼ全部借りた)
・クルーのチップ込み
・入山料720ドル込み

1日目

集合して登山開始。1800m〜2700m
9時にツアー会社前に集合。だが誰もいない。想定内。大丈夫。適当に隣のお土産で時間潰してると車が到着。いきなり名前呼ばれて乗り込むスタイル。これも想定内。ちな時間は9時半。車の中でガイドとシェフがいてみんなで自己紹介。ガイドの名前はブダ。シェフは忘れた。荷物を拾ってから入山ゲートへ向かう。レンタルショップに行くとでかい袋が1つポンとあるだけ。ガイドがそれを拾ってすぐさま出発。なんせ時間が惜しいらしい。遅れてきたの誰やねん。
約1時間半走ってゲートに到着。11時。自分はランチ食べて、ガイドたちはみんなで荷物の確認とかなんやらかんやら。ここで着替えようと思ったら、何とレンタルした荷物が足りない。これは想定外。スティックと帽子とインナーが無い。とりあえず、まいいやで済ます。ステイと言われ約3時間経過。想定内だ。ちなみに初日から雨。地面に当たる音が激しいぐらいの強さ。初っ端から雨男発動。借りたポンチョは穴が開いてる。想定内だ。約14時に本当の登山開始。雨はさっきよりも強い。けど、木がいっぱい生えてる道やから気持ち弱目に感じる。いや、やっぱり気のせいだ。予定では約4時間でマーラングハットに着くらしい。道は何もないただの山切り開いた感じの道。足元には拳ぐらいの石がゴロゴロ転がってる感じ。
登り始めて約1時間後。急に吐き気が来る。そう。高山病。これはマジで想定外だ。初日から高山病とかって内心めっちゃ焦ったが、とりあえず登る。登るにつれてひどくなっていき、こりゃやべえって感じ時ぐらいにマーラングハット到着。18時だ。
体全身、雨でずぶ濡れ。靴の中もパンツの中もずぶ濡れ。吐き気がすごくてご飯もほとんど食べられない状態。ちなみに他の外人は半袖半ズボンでピンピンしてる。それを横目に薬飲んですぐに就寝。明日は6時にティー持ってきてくれるらしい。明日は晴れますようにとお祈り。

まとめ
初日からトラブル発生。
・備品が足りない。
・初日から高山病。
・大雨。
・大幅な出発の時間ロス。
高山病は本当に焦った。
ただ登山に必要な物が3つある。
1つ目はPositive mind。
2つ目はGood food。
3つ目はEnough rest。
明日には治るって100回ぐらい言って就寝した。

2日目

ホロンボハットへ。2700m〜3700m
夜中に2.3回ぐらいトイレで目が覚めた。高山病対策のため1日に4リットルぐらい水飲むから。にしてもトイレが億劫。
案の定、6時になっても誰も来ない。同じハットの外人たちのシェフは来る。だが自分のシェフは来ない。大丈夫。想定内だ。睡眠時間が増えるから嬉しい。6時半ぐらいにシェフ登場。だが持ってきたのは顔洗うホットウォーター。有難いが、今は体の中から温めたい気持ちだ。これも想定内。朝飯が7時から。朝はトーストと卵とソーセージ。普通のウェスタンスタイル。ちなみに吐き気は無くなり、天気も最高。今日は良い出だし。
8時半に登山開始。ホロンボハットへ。今日も約1000m上がる。1時間ぐらい登ったらもう雲の上。天気は快晴やし、乾燥もやばい。道は砂系が多くなり、周囲の木の高さも背丈より低いぐらい。周りが一望できる感じ。4時間ぐらいそんな感じ。
13時半ぐらいにホロンボハット到着。今日は水飲みまくったから高山病にはならなかった。食欲もあるし体調は最高だ。ディナーも食べられて濡れた服とかも全部乾かせられた。19時半に就寝。

まとめ
・2日目は高山病にはならず至って健康。
・ガイドがガンジャ吸ってまじハイになる。
・足首の痛さはいつのまにか消えていた。

3日目

キボハットへ。3700m〜4700m
今日も朝6時に起床。時間通りに来ないシェフを置いといて勝手に支度する。前日と同じ朝ごはん食べて登山開始。今日も時間は8時半だ。
3日目は結構砂場の場所が多い。だだっ広いところに砂の道があってポツポツと人影が見える感じ。ネットで調べたら1番上に出てくる写真って感じ。ちなみにアップダウンがあんましなく、平坦な道なので比較的楽。高山病も無くて健康やったので比較的に景色を楽しめた。
14時ぐらいにキボハット到着。この日は10人部屋のシェア。シャイな俺にはちょいとキツイぜ。って調子乗ってたらトラブル。到着と同時に激しい頭痛。頭かち割れるぐらい痛い。んで、吐き気、下痢、寒気、指先の痺れ。高山病なめてた。とりあえず今出来ることが水飲むことだけ。この日は5リットルぐらい飲んだ。寝たら呼吸か浅くなるから深呼吸をずっとしてた。他の外人たちが楽しそうに話ししてる時に青ざめた表情で横になってる自分。少し情けないって思ったけど、他人は他人。ディナーも口にせず23時まで就寝。24時からは到着アタック。その間トイレに4回行きましたとさ。つまり寝れてない。

まとめ
・ここに来て重度の高山病。
・睡眠不足。

4日目。

ウルフピークへ。4700m〜5895m
23時半に起床。案の定わいのシェフは時間通りに来ない。想定内。なんと高山病が奇跡的に治ってる。これは想定外だ。食欲もあるし指先の痺れも無い。ハイテンションでチョコ食ってた。
0時にガイドが来た。ここだけ時間通り。ちょっと見直した。外の気温は0度ぐらいかな。水がちょいシャーベットになっていく。登頂は-10度ぐらいらしい。
0時20分ぐらいに出発。いきなり斜面10度くらいの砂場を3時間ぐらい登る。睡眠不足で眠たいし、足にもだいぶ疲労がきてる。一歩一歩が重い。その後、ロッククライミング。でかい石が沢山あってそれを少しずつ登って行く。厚着してるし足が上がらない。ガイドに引っ張ってもらって何とかマーラングトップ到着。
そこから1時間半ぐらいかけてウルフピークへ。道は至って平坦な感じ。だが疲労はピーク。寒いし眠いししんどい。腕を抱えられながらずっと歩いた。
そんなノリでウルフピーク到着。朝日と同時ぐらい。6時過ぎ。ちな写真撮ってすぐ下山。てのも携帯が低温で死亡。景色を目に焼き付けた。
下山も同じルート。だがやはり楽。下りばっかり。砂場のところなんてケツつけて滑って降りた。後から気づいたけど、ズボンのお尻に穴空いててめっちゃ砂入ってた。いい思い出。
登り6時間ぐらい。下り3時間でキボハットへ到着。すぐさま就寝。昼まで寝とけって言われたけど10時に起こされる。しかし、ここでまた高山病発生。頭痛吐き気がやばい。昼飯食べられず、そのままホロンボハットまで下山。14時にホロンボハット到着。1番乗りで就寝。晩ごろには食欲も出て安心。

まとめ
・登頂アタックの時はしんどい通り越してる。
・高山病は出なかったが、呼吸が落ち着かない。
・たまにフラついて崖から落ちそうになる。

5日目

マーラングゲートへ
今日は最終日。天気くそ晴れ。気分もくそ晴れ。高山病無し。最高な日。朝飯も全部食べて下山開始。
登りの時は全然見てなかった景色。やけど、帰りは輝いて見える。こんな花あったんや。とかこんな木あったんやとか。すごい気持ちが晴れ晴れしてて気持ちがいい。心の余裕があるからかな。
って感じで約5時間かけて入り口へ到着。
何事もなく、無事に下山完了。

まとめ
・下山は余裕。
・天気が晴れると気分も晴れる。

てな感じで4泊5日のキリ登山終了。
次は感想まとめてくる。


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