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【何でもできると思い込んでいたあの頃の自分へ】



何でもできると思いこんでいた昔の自分へ。
「結局、自分は何もできない。1人ではね」



昔は自分で自分のモチベを上げていた。
テストの点数が上がればめっちゃ自分を褒めていた。
部活で良い活躍したときも自分をめっちゃ褒めていた。
自分でお金稼げられるようになった時もめっちゃ自分を褒めた。



そうすると自然と「自分何でもできるやん」と考えるようになった。そうして、相手のことを見下すようになっていた。それは結構無意識的にやっていたと思う。当時は全くそうなことをしていたとは思っていない。



この前でも自分はキリマンジャロに登りに行った。全部自分で行動して結果登頂できた。「登山未経験でもできた!おれすげえ!」とか自分でも内心思ったりしていた。周りからもそれは言われたし勝手に天狗になっていたと思っている。



でも最近は「自分は何もできない」と思っている。だって自分一人でやった結果なんて無いからだ。キリマンジャロもガイドが隣りにいてくれて、ポーターが飯作ってくれた。



テストの点数で良い点取った時も、絶対に隣に友達や家族がいた。つまり、どんな場面でも自分のことを支えたくれた人がいた。そしてその人はとても身近な距離にいた。でも、その人は常にいてくれたから「ありがとう」の感謝を感じることが少なかった。いることが当たり前だったから。



今振り返ると「自分一人でなんでもできる」なんて思っていた時がとても懐かしく感じる。それが良い悪いではなく、事実であった。今の自分からしたらその経験を感じられたことが成長だと思う。



人間は自分ひとりだけでは生きることができない。一人では何もできることがない。自分は何もできないちっぽけな人間だ。でも、そんなちっぽけな人でもたくさん集まったら大きな事ができる。遠くに行くこともできる。だから自分は切磋琢磨できると思っている仲間と一緒に目標に向かっていく。それぞれ個人の目標はまた別に持ったまま。



もっと一人一人がwillを持って心躍るような社会にあればカラフルになると信じてる。

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