あまりにも意外な再会を果たしたミスドの古いCMソング
私がまだnote上にこのアカウントを開設してまもないころ、昨年の5月にこういう記事をあげていた。
これほどにも昭和のCM動画が上がっているYouTubeだから、すぐに検索にかかるだろうと高をくくっていたが…これが大苦戦だった。結局見つけることができないなあ…といった拙文を投稿させていただいていた。かろうじて見つけたのが関西のテレビ局の天気予報BGMに使われている、ちょっとファンキーなアレンジが施されたインストゥルメンタル。こちらも当時大好きで、すごく茶目っけあふれるアニメ映像ともども大変なお気に入りだった。
先日、私のこの記事に、ペコさまからこんなコメントが届いた。
ペコさま、本当にありがとうございます。
え? この曲って…小林亜星さんが産んだメロディーなんですか???
あの記事にも書いたのだけど、私はてっきりアメリカのミスドの音楽を邦訳して日本に持ち込んだものだとばかり思い込んでいたのだ。だからこそアメリカのYouTube動画を探しまわってしまっていたのだ。それこそ(日本ではなく)アメリカのYouTubeトップページから入ることまで試したぐらいだ。
ちょっと確信が持てないかもな。というのは、このメロディーがとてもではないが〝和製〟だとは思えなかったのだ。英詞がとてもフィットしそうなキャッチーさを備えている。とりわけあの天気予報のBGMのアレンジ版、実にアメリカンなアニメに映えていたものだから。そんなわけで…告白すると、何か私の知らない「これとはまた別の」ミスドソングがあったのではないかと勘繰ってしまっていたのだ。
ペコさまごめんなさい!!!
ペコさまの教えてくださったURLを伝って、小林亜星さんのCMソングサイト
(https://columbia.jp/prod-info/COCP-40913/)を訪れてみた。52曲も収録されているという。まさに決定版だ。
そんなわけでAmazonで注文してみた。
で…仕事から戻った夜に、駅前のファミマで受け取った。
さてと…HPでも紹介されていた26曲目。「ハロードーナツ」。
歌はデューク・エイセス(キダ・タローさんのかに道楽で「とーれとれ、ぴーちぴち、かに料理〜」って歌ってる人たちです)だという。CDを再生するまで…ごめんなさい。まだ半信半疑。えーい。
うわあ。これですよ、これです!
最初に耳にしたときはぞわぞわとしました。
もう何十年ぶりに聞く音楽のはず。私が小学生ぐらいのころは、店内でも流れていたんじゃないだろうか。ああ、死ぬまでに逢えました。
懐かしさいっぱい。本当にありがとうございました!
ところで…何気に
小林亜星さんがすごすぎる件
これにも触れておかないわけにはいかないと思う。
大関酒造「酒は大関こころいき」
このサビとフレーズはあまりにもお馴染みです。
チェルシー「明治チェルシーの唄」
♪ ほ〜ら〜、チェルシー〜、あなた〜にもチェルシー〜
「あなたにもあげたーい」と付け加えたくなります。
日立製作所「この木なんの木」
ふしぎ発見でいまだに流れてるからなあ…
雪印ネオソフト「おいしい顔篇」
♪ おいしい顔ってどんな顔… ってフレーズのあの曲です。
ネオソフトは、トランザムが歌っててすごく懐かしい。
亜星さんの曲ではないけれど…「地球の仲間」って曲がすごく好きです。
旺文社カセットLL
♪A・B・Cは知ってても、それだけ〜じゃこまります…
クラシアン「社歌篇」
森末慎二さんのあのCMの曲です。
♪ ゼロイチニーゼロ、ゴヒャークゴヒャクっていうあれです。
私が買ったCDには収録されてないけど、
プライスソング(♪トイレのトラブル8000円…)も亜星さんです
サントリー・オールド「人間みな兄弟」
♪ ドンドン、ディラン、シュビダデン … という軽快な男声スキャット!
私の世代ならぜったいに「ああ、これか!」ってふうになる佳曲。
知ってる人は知ってるんだろうけどなあ…でも私は、これが亜星さんの曲だったとは知りませんでした。それにしても…CMソングでは「西のキダ・タロー、東の小林亜星」なんて言われてたけれど、結構びっくりしている。キダ・タローさんのほうならすごくよく知っているんだけど(元関西人なので)、亜星さんといえば「パッとさいでりあ〜」ぐらいしか知らなかったのですよ。
あと…これはCM編ではないのだけど、小中学生のころによくヤンチャな同級生が歌ってた「オーチンチン」も亜星さんの仕業だったとは。そのことを、今回のリサーチで初めて知るに至りました。ニッセイのおばちゃんの歌(正式タイトルは「モクセイの花」 これも亜星さんの作品です)に曲調が似すぎてるんだけど、どっちも亜星さんの仕業ですか…(笑)。オーチ⚪︎チ⚪︎のほうは動画を貼ることは自粛しておきます ^^; 。