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利潤よりも体面のほうが大事らしい — という記事を書いてから出社した結果…

前編記事のあらすじ

年齢の壁ってやつで求職活動がまったく捗らない状況に陥り、ようやく最近になって1社だけ得た兼業先。本業と同業なのだが時給は大幅に安くなってしまった。仕方ないと思って就業しはじめた。そんな中で、メールで資料を作って毎回メールで送るように指示を受けた。時給の安さもあっていらだってしまった。またしてもパワハラか…という思いがよぎり、結局その指示に対応できないまま仕事の当日を迎えてしまった。

そういや…ボイスレコーダーがあった


数年前の職場でトラブルに見舞われた。ひどいカスハラを受けたのだが、経営者がそれを意図的に「ないこと」にした上に、それなりの高給取りになっていた私を追い出す口実として利用して実際に追い出された —— たしかに「やめたい」と一度は言ったが引き留めにあって、それから半年ほど…すっかり忘れかけてたころに応募者を採用したから出ていけと。どこまで偉いんだよお前。ふざけんなや。

ほぼサラリーマンと同等の仕事量をこなしていたにも関わらずこいつ,労災に加入しておらず(まあ確かめなかった私も悪い)離職してから給付が得られない状況に陥って生活が回らなくなるに至ってしまった。

さんざ雲隠れしたクソ野郎が最後の日に私と会うと言ったから話ぐらいはするんだろうと思っていたが、奴がやったことは辞令と書かれたふざけた書面を渡してそそくさとその場を去ることだけだった。

少しは「話し合い」ができると思っていた。だからこの日のために、私はボイスレコーダーを買った。実際にそれを回していたのだけど、録れたのはお互いの怒鳴り合と罵り合いだけというあまり意味のない結果に終わっていた。

あれから3年ほど。また喧嘩せにゃいかんのか…イヤになってくる。

あまり機嫌よくなれる物ではない。でも仕方ないと思っていた。
フル充電してあったそれの録音ボタンを出先近くの喫茶店で押して出社した。
胃も痛い。頭も痛い。吐き気がする…熱中症みたいな感じだった。
変わらぬクソ暑い日だ。本当に軽度の熱中症だったのかもしれない。

え?


こんな陰鬱なお話にさんざ付き合わせて、本当にすみません。

実は…ここまで物々しい文章を書いてしまったのが恥ずかしいほど、
予期しなかった展開を迎えました。

まずはこの拙文を書いた当時のなりゆきと思いをそのまま留めておく(後日談の章を参照してください)

 
総務の方から話を持ちかけていただいて、お話をさせてもらうことができた。
お話を聞いていただき、私なりのやり方に対しては理解をいただけたと判断している。退勤まで正社員の方も挨拶を返してくれた。

何ひとつ緊張しなければならない場面はなかった。

というよりも…ここまで疑心暗鬼になりすぎた私自身の物々しさに対して情けなくなってしまった。くたくたになって帰宅した。激しい自己嫌悪に陥ってしまい、その後は疲れ果てて机の上で寝落ちしてしまった。

人間不信にもほどがあるぞ、俺…


確かに私はひどい目に遭ってきたのだけど、全員が全員と判を押したかのように敵対するというわけではなかったみたいだ。私はどうやら鬼になってしまっていた。自分で自分に対してゾッとしてしまった。

詳しくは書けない。ただ…数年ほど相当な緊張にさらされ、まるで自分がトラブルメーカーであるかのような屈辱を押し付けられながら度々言い争い、果ては生活が立ち行かなくなるほど追い詰められるに至った。身近な人には相談できていないし、両親や妹ともうまくいっていないという別の問題も抱えている。

ただ…「これはこれ」なのだ。

もちろん今回の一件に関しても、長い目でどういう展開を見せるのかまではわからない。ただ、事実として私は被害妄想を抱きそれをブーストさせ続けてイライラしてばかりいたことには違いはないのだ。

どうすればいいんだろう。こんな夜中に目覚めて途方に暮れている。

被害妄想のカタマリみたいな記事を書いてしまった。

私自身の反省材料として、一連の記事はあえてこのままにしておこうと思います。
こういう自分から逃げないために。
かりにも身バレしたら、先方の方には失礼極まりない文章ですが…そうはならないことを願いつつ。本当すみません。

まだまだ人生の修行が足りないみたいです。
私は…いつになったら〝人間〟になれるんだろう?

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