リストラーズのプロ野球順位予想 2024
海の向こうの〝大谷フィーバー〟のほうもようやくひと段落。春先には通訳の横領騒動があったりしたのでメンタル面も含めてどうなることやら…だったけれど、蓋を開けてみればあの通り。大谷選手は誰が何と言おうがスーパーマンだ。ドラマ以上にドラマで、漫画以上に漫画だった。こんな人ってリアルにいるんだねえ…という以外の感想がない。同時に、天賦ってやつはこれほどにも不公平なものかとも思ってしまう。
ヒーローへの感情移入というのはきわめて健康的なストレス解消法だ。野球好きであろうがなかろうが、大谷選手を知っていたか否かなんてどうでもいい … 日本に生まれ育ったという帰属意識だけですでに感情移入の対象とする資格ありだ。オリンピック種目とかW杯とかだって「にわか◯◯ファン」ってのがあるじゃないっすか。全力で一喜一憂できるってのなら十分に資格あり。その感情移入したものが超弩級の結果を出すわけで…もうね。
水を差してごめん。私自身の話で恐縮だが…この私、ちょっとばかり違和感を覚えてしまうのだ。出身は関西。関西といえば阪神タイガーズ(私の父親は大の巨人ファン)。V9時代を経験した華々しい読売巨人軍と比べて、私が小中学生だった頃の阪神は人気でこそ〝西の雄〟であったが、しょっちゅう負けてばかりいる印象が強かった。ファンは自虐的だった。どこかマゾヒスティックな愛しかたにさえ見えた。ただ、そんなかつての弱小球団だったタイガースも、1985年に優勝している。カーネル・サンダースが熱狂的なファンによって道頓堀川に投げ込まれてしまったのはあの年である。
で…今年度の〝セ・リーグ制覇〟は読売巨人軍であった。
しかしセ・リーグ側で日本シリーズに進出したのは、クライマックスシリーズで見事に下克上を果たした横浜ベイスターズだった。そして、ベイスターズが日本シリーズでもパ・リーグの覇者であったソフトバンクに圧勝して、見事日本一となった!
しかし…すっかり人気球団になったものだよベイスターズ。かつての大洋ホエールズという名だった頃を知っている。スーパーカートリオと呼ばれた俊足選手(高木・加藤・屋敷)をはじめ個性的な選手が多かったが、関西ではどうしても地味な存在に甘んじていたと思う。関西を含めて全国区の人気を擁する球団に成長したのは、現監督である〝ハマの番長〟三浦大輔投手や〝大魔神〟こと佐々木投手などが頭角を現した頃だ。のちに中日へトレードされてしまった谷繁捕手も人気の一角を担っていた(ここまでノリで書いてます。もし間違った内容があればご指摘ください)。
現在の私はもうすっかりプロ野球を見なくなってしまった。地元である名古屋の中日ドラゴンズが弱すぎて話にならないことも一因だろう。かろうじて私がよく知っているのは、福留選手やアライバ(荒木・井端)といった巧者が活躍していた頃である。学生時代はテレビ番組「珍プレー好プレー」で外野フライをおでこでキャッチ(もといバウンド)させてしまった宇野選手が人気だった。あとは…幼少時の私は本当は巨人か阪神の野球帽がかぶりたかったのに、お節介にも母親が「黒い帽子は熱を吸収するから意味がない」とか言って買ってくれず、まだ当時は好きでもないのに水色のドラゴンズの帽子をかぶせられていたという縁もある(笑)。
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今年のペナントレースを振り返ることができるほどには、いまの世代のプロ野球選手に関しては全くと言っていいほど知識がない。帰省したときに父親の野球観戦で彼をしらけさせないために、多少の選手の名前を知っている程度だ。投手では原前監督の甥っ子の菅野、戸郷。野手では岡本、坂本、丸 、阿部慎之助…え? 阿部っていまは監督なの?! こんな具合である。
ベイスターズのほうも、申し訳ないけど全然選手の名前を知らない。かろうじて知っているのは、ちょっと海の向こうに渡っていつの間にか戻ってきていた筒香ぐらいかなあ。ごめん。
いや、いいんですよ。
かくいう私も5年ほど前、選手の名前も知らないのに家内とナゴヤドーム(最近はネーミングライツとやらで、どこの球場もやたらと名前が変わる。いまは〝バンテリンドーム〟らしい)に行った。自分が行きたいと言い出したくせに家内もろくに選手の名を知らないものだから、ファンブックを事前に買って予習してから観戦に臨んだっけ。その時のことをつぶさには覚えていないけれど、私はビール飲んで家内に合わせて盛り上がっておれば十分に楽しかったもので。
また行こうなって言ったのに、公約を果たしていない。
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さて、プロ野球といえば何と言ってもあの方々です。
ご存知、アカペラグループ・リストラーズ!
最近のマイ・ブームなどと言いながら記事にしたのは、かれこれもう8ヶ月も前のことなのかあ。いまだこれっぽちも飽きることなく愛聴しつづけている。YouTube上の過去動画は全てコンプリートしている。
そんなメンバーさんたちの予想は以下の通りである。
念のため、今年度のセ・リーグの結果も載せておこう。
読売ジャイアンツ(巨人)を1位と予想しているのは、野村さんと大西さんである。横浜DeNAをAクラス(1〜3位)と予想していたメンバーは一人もいないものの、最も高い評価(4位)を与えたのは野村さんと澤田さんのおふたかたである(名古屋に在住する者として…澤田さんにはご同情申し上げます)。
ズバリ的中こそなかったものの、ペナントレースに関していえば4位の横浜と3位の広島が逆になっただけでほぼ的中と言ってもいいぐらいの慧眼を披露された野村さんの圧勝だろうと思われる。
さて…そうなると、次回(近回?)のアカペラソング選択権が野村さんに与えられるということだが(ですよね?)… 果たして野村さんが繰り出してくるのは何だろうか? ここはやっぱり80年代アイドルソングなのか?
ここまで伊代ちゃん、さゆりちゃん、キョンキョン、明菜ちゃん…ときているわけだが(順不同)、個人的には「もしかしてPart 2」のラスボス幸子さんの線も捨てがたい。さあどうなることやら。ここは楽しみに待ちましょう。
ぜひ、ご機嫌になれそうなキュートなリードボーカルを期待したい。