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いまどきのお金の使いかたとか稼ぎかたとか

久しぶりに昼間から飲んだくれている。いろいろと溜まり溜まっているので、相当失礼なことを書いてしまうかもしれないがごめん…と冒頭にしたためておく。

大金持ちではないにせよふつうに貯金を持っていた私が、数々のトラブルの末に貯金、それと老後に備えていたはずの個人年金をすっからかんに溶かして、さらには借金するところまで落ちてしまうまでわずか3年ほどだった。それほど贅沢をしたわけではないのに(貧困に落ちる前まで)想像していたよりもはるかに速いスピードだった。

現在はほんの少しだけ落ち着いている。とはいえ受験産業でめしを食っている私にとって2月末から4月初頭までは閑散期。現在いまこそ国公立大入試をひかえてそれなりに仕事はあるのだが、アテがなくなるのはもうまもなくだ。

何かやらなくてはならないと思っている。この際、もう職種は問えない。

書くことでかてを得ることに対しては、正直にいうけれど色気はある。未経験同然のくせをして厚かましいのだけれど…なんせ追い詰められてるものでね。
これまでnote上でいろいろ書いてきた。ただ、いまの自分のスキルをもって果たして「食べていきたい」ってふうに立候補していいものだかどうかまではわからない(こんな駄文にお金を出してくれるような奇特な方がもしいるのだとすれば、そんな慈悲深い方には気前よくただで供出してしまうんじゃないだろうかと)。

学生時代にはソングライターになりたかったのだけど、なりかたがまるでわからなかった。大学時代にはデモテープを音楽出版社に送ったり、レコード会社主催のオーディションに足を運んだりもしたけれど…性格があまりにもシャイすぎてその道で人脈を作るなんてスキルがまるでなかった。

ニコニコ動画で自作曲を積極的にあげていた時期もあったのだけど、やはりネックは人脈づくりだった。ネット上だったらリアルの自分よりは大胆に振る舞えるかもと思いきや、ネット上の私はリアルの私以上にシャイだった。作品を支持してくださった方のなかにはフィクション作家で有名だという方もいらした。ただ、その方は私のことを「売れるセンスがない」とブログかなにかで評されていた。それを目にしたとき…まったく腹は立たなかった。自分でもびっくりするほど「心象を害された」感がなかった。「やっぱり?」って感じだった。

本業の大学受験予備校講師業でもまったくさえなかったのだけど、根っこの原因はたぶん「積極的に作曲して発表していたボカロ作品がバズらない」ことと同じなんだろうなと薄々感じていた。売れるかどうかは、もちろん素養才能努力…って要素もあるはずなんだけど、要は「権力のある人に気に入られてプッシュされるかどうか」「セルフプロデュースに長けた人と意気投合できるか」に尽きるのではないかと思っている。大事なのは良くも悪くも「自分をさも優秀であるように見せる力量」だ。

そんなわけで(どんなわけだよ?)…もしこんな私でよければ … 何か役割をください。本業の時給には強気な文章ばかり書いてますけど、書き物でお金を得たことはまだありませんから〝駆け出し相応〟の単価でお受けします(本気)。

いや…もし本当に私ごとき者の書き物でお金をいただけるのならいくらでも書く。公序良俗ってところだけは選ばせていただくけれど。お金に困っているとはいえ闇バイトまがいのことには手を染めたくはないんだよ。ただそれだけ。

私のスキルについて改めて考えてみる


そもそも私が売りにできるスキルってなんだろう?

社会人としての最初のキャリアは「システムエンジニア」だった。在職中に第二種情報処理技術者試験にも受かっている。ただし使用言語はCOBOLだ。私が新卒で入った会社でのプログラミングで使われていた言語がそれだったから。

令和のこの時代、いまだCOBOLで動かしているシステムなんて果たしてあるんだろうか(失笑)。3年もたずにこの会社を辞めて教育産業に転身してしまった私だからして、SEとかプログラマーとしての能力は評価されるに値するレベルにはない。せいぜいマニュアルを見ながらHTMLでホームページが作れるぐらいの能力しか持っていない。マニュアルを見ながらってので許してくださるのならば、一応 pythonでのコーディングぐらいはできるけど…いまの時代、果たしてそういうレベルで「できます!」ってふうに言ってしまって良いものかどうかわからくて本当に困っている。

即戦力ってのでしか「できます」って言っちゃあいけないみたいな風潮を感じている


たとえば写真を撮ったりフォトレタッチをすることが趣味ではあるのだけど、体系的かつテクニカルな知識を持っているわけではない。「趣味の」写真であればインスタあたりでバズるだけの訴求力があればいい(むしろそれ知識を身につけることより遥かに難しいのだが)んだろうけれど、実務としての写真というのであれば、たとえば印刷業者に出稿するときの常識を知っているかのほうがずっと重要ってふうになる。そりゃあCMYKだとかSYMKだとか画素数と解像度のちがいとかぐらいはわかるんだけど…果たしてどの程度まで知っていればクライアントや印刷業者とやりとりできるに値するのかがわからない。やはり実務を積んでナンボなのだけど、肝心の実務を積むための〝就職〟のほうの敷居が高くなってしまっているのが現在ってふうに見える。

若い人だったらやはり、そういう専門学校を卒業するときのコネみたいなものが学校を通じてできるのかもなと。ジジイの独学ではそこんところに限界がある。Adobe社のクリエイティブカレッジを卒業してはみた(Photoshopコースで卒業作品を提出して卒業してます)けれど、無料の講座だからしてこの卒業が仕事を獲得することとつながっていかないのが辛いところなんだよ。それが現実だってば。

応募先に鼻先でわらわれて不採用ってのが怖い。そんなだから、はなからスキルを保有している本業のほうで応募してしまうのだが、こんどは(偉そうな物言いであることは覚悟で書くけれど)採用する側のほうに、スキルも見る目も誠意も無さすぎて困っているのだ。教育産業(とりわけインディーズの医学部専門系)ってのはなんで、これほどにも無知で無責任な人が仕切っているんだろうか。実は…私の担当していた優秀な学生が、共通テストの点数のほうで足切り(つまり二次試験に進むこともかなわずに)で落ちてしまい、私の仕事のほうもすべてキャンセルになってしまった。当然?ながら、仕事が流れたことに対する補償などない。口先ひとつで「あの仕事はみんなキャンセルです」で終わりなんだが、もし仮に塾がその生徒から徴収した授業料を返金しないまま懐に入れていたとすれば、私ひとりだけが損をしていることになる(その手のことが起こってもそれほど驚かない)。
それ以前になんで、足切りになるような先に願書を出させてしまったのかね?
情報収集とリスク管理ってのは必須事項だろ? 素人の仕事かよ?
面と向かって言えないのでこの場でこっそり言ってやった。

おおげさなタイトルをつけてしまったが…


おそらく愚痴だけでこの記事は終わってしまうだろう。

ここで思うことは、果たしてこんな記事で人様からお金をいただいていいんだろうかってことなのだよ(noteに限らない話としていえば、こういう締まらない締め方の有料記事にお金払っちまったってのは経験ありだ)。noteさんはとにかく声高に有料記事を推奨しているんだけれど、お金をいただくに値する情報のやりとりがなされているのかということに関しては私は一家言持っている。たとえば私の持っている情報の一部(たとえば医学部専門予備校ってのがかなりいい加減な商売をやっているとかな。ちなみに最大手だって負けず劣らずのゲスだ)を開陳すればメリットのある人はいるかもしれない。無知ゆえにすがりついてむしられて夢叶わず終わった…ってケースは後を絶えないのだから、そこであえて私が現実を伝えるってことにはなにか意義があるのかもしれないけれど…悪いのだけどどっちもどっちってふうに思えてしまっているところもある。勝ち目のない〝一個人の夢〟なんか、システマティックに最適化された社会に棲んでいる会社ごときが叶えてくれるものか…と思えないのか? やはり利用しようとする人のベースがしっかりしていてナンボだ—ぐらいにはお伝えしておこう。会社が提供するのはあくまで〝形式〟にすぎない。
願えば夢がかなうなんてふうな甘っちょろい時代はもう終わったのだよ。
夢をかなえたくば、優秀な人と同じ常識に乗っかって叶えるというのは無理。

なんだか泣けてきます。そのコトバがそのままブーメランです orz 。

執筆者が責任をもたない批判記事は有害なゴシップとみなされても仕方がないだろうし、あまり有益でもなく意味もない記事にお金を払っている場合でもない。売り込む側のセールストークほどには価値を感じないってケースが多すぎて(自称カリスマの俺様が語っているから有料なのだ悪いかってふうにしか見えないことがしばしばある)。いや辛辣すぎてごめん。だから現状、有料記事はよほどこれまでのやりとりの中で相手さまのことをわかっている…そういう方からしか買わないと思う。もちろんこれは「いまの心境」だからして、この先考え方が変わる可能性はあるけれどね。もう少し自由に使えるお金が増えたら心境も…変わるのかなとか。

ゲスで具体的な情報自体は山ほど持ってるよ。でも、だからといって読み手を選ばずにばら撒いたとすれば、こんどは名誉毀損で訴えられかねないリスクだってある。いまの時代ってのはもう「正しい者が勝つ」とは限らないんだよ。権力を有している側での口封じってのが、もう勝ち目がないほどにゲスなやり口で横行していたりもする。裁判で争ってばかりで人生を終えるのはごめんなんだ。ついでに言えば、裁判を戦うための弁護士さんだって高額なお金を払うわけだが…優秀な方ばかりってわけではない。係争が終わってから「うーん…」ってふうになることもある。私自身が実際にそういう経験をしたからにほかならない。

一周まわって文章でお金を稼ぐことは、改めてとても難しそうに思えてしまっているのだが(泣)。それとも私が考えすぎなんでしょうか。

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