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アラフィフの求職はほんとつらいよ


今夜は久しぶりに、すこし毛色のちがう文章でも書いてみようかな。
兼業先をさがしているという話だ。

50歳を幾分すぎたあたりから、履歴書を送れども送れども面接に至らないケースばかりという事態に陥った。ちょっとばかり癖のある経歴の持ち主なので、雇う側にしてみればきっと雇いにくい人なのだ — ということは自覚している。同業(いま従事している業界)で応募すれば、おそらくそれなりの時給を要求されるってふうに向こうさんから思われてしまうのか。いっそ履歴書上では、長期にわたって病気で休職していたことにでもしてしまおうかと思ったりしたぐらいだ。

丸2年あまりにわたって、膠着状況が続いた。

たった一度だけ面接に呼ばれたのだけど、建物の中に入った途端どんよりとした空気が流れていて、そのくせ社長面談で出てきたやや若い社長ってのが妙にハイテンションだったのが印象的だった。面接は私・社長・社長より一回りほど年上っぽい人事部長の3人で行われたのだけど、どう考えても社長が私のことを「面白半分に呼んでみた」ってふうだった。人事部長の社長に対する態度が、まるで腫れ物にでも触るかのような感じだったことも引っかかった。せっかく新幹線に乗って面接に赴いたけれど、ああこれは脈なしだわと思った。交通費も出なかったので高速バスで帰った。結果的には不採用だったが、このときはむしろ胸を撫で下ろした。


運勢とかめぐりあわせとか


4月に入って数日ほどのあたりから、なぜか運勢が急転。好転している。
とはいえ、新型コロナにはじめて罹患したりもしているけど。不思議な月だ。

だってnote上の私自身だってそうではないか。こんなにもフォロワーさんが増えて、とても嬉しいし楽しいしやりがいがある。現在のところは、ビジネスを企図しているわけでなく、3桁に達したフォロワーさまとご一緒するコミュニティーの中で、記事とスキとコメントなどを通じてみなが笑顔になれるような空間をめざしている(ん? どこかできいたような理念ですがな ^^; )。

私の中では現状、フォロワー数イコール「記事を確実にデリバリーしていただける方の数」 — という認識にとどめている。文才も何もないところを、山門文治先生に助けていただいた。

これからどう親睦を深めたり、偏屈になったり、win-win になっていけばいいのかを考えようとしている。だから、記事を書くことへのスタンスは、プチブレイク前後でほとんど変わっていない。徐々に大きな目標へとシフトしていきたいという野望がないってわけではないけれど、いまはまだスタイル作りをやっている最中だから、ゆっくりじっくり私のページを育てていきたいと思っている。

ツイッター(現X)に住んでいたころは、実名アカウントを用いていた。
いま携わっている仕事での求職か起業につなげたいと考えていた。そういう意味では、完全にビジネスでの利用を視野に入れていた。

ただ当時、ついてくれるフォロワーは、お客さんになってくれそうな方はほとんどおらず「同業」ばかり。目標が同じで、ただ愚痴を言い合ってるか自慢したい人が饒舌なだけのタイムラインに嫌気がさしていた。果ては知り合いかもしれない人間からディスられたり … そんなこんなですっかりしんどくなってアカウントを閉じた。

いや、今回書きたいのはそっちじゃない


久しぶりに面接に呼ばれたのだ。実は酒を飲んでいたときに、ネット上から半ば衝動的にエントリーしたのだから、まあ不謹慎きわまりないってふうではある。

最近はネット上からエントリーできる求人エージェントがいくらでもあるが、そこから応募してもスルーされてしまうことが結構多い。特に畑ちがいの職種に応募した場合に顕著だが、同業でも決して少なくない。応募時には「応募先からの返信をお待ちください」というメールが自動送信されてくるのだが、そのあとは なしのつぶて ってふうになる。

もうすっかり自暴自棄になっていたところだったのだが、そのときには即時電話がスマホにかかってきたので驚いた。酔いをさましてどうにか対応して、履歴書と職務経歴書を準備して…とんとん拍子に話が進んだってわけだ。

そして採用通知をいただいた


残念ながら、現在やっている仕事先と比べれば、先方での時給は半分以下になる。暇を持て余すよりはいいか。

でも … 納税をまともに回すところまではできるかもしれないけれど、借金を返すところまでは期待できない。ご利用は計画的にっていうけれど、こんなふうに物価がやたら上がってしまっては、さらにいえば税金がこれほどにも高くては、もはや計画的もなにもないんだってば。いっそ臓器でも売ろうか(悪い冗談ですw)。

年齢面でいえばこれはもう仕方ないところがあるし、何より業界の特殊性ってことも鑑みなければなるまい(ちなみに私の業界は、運輸や物流の系統ではない)。

たとえば、青い制服のセールスドライバーさんはかつては「ハードだけど高給」ってことで有名だった。公営の地下鉄やバスの運転手さんの高給ぶりも有名だった。それが今や…もう各方面で報じられているとおりなんだろう。長距離バスに至っては、それなりに人が乗っていた路線でさえ減便されている。ドライバー不足。需要があっても、会社が儲かるように安く働いてくれる人材が確保できない。


実は悩ましい問題がある


面接試験はスムーズだった。というか、後半はほとんど事業所のボスの話を一方的に聴いているばかりで、私はひたすら頷いているといったふうだった。

問題は…ボスが明らかにパワハラを働いてくる種類の人だとわかってしまったことだ。面接後半では、現在いるアルバイターがいかに〝使えない〟人材であるかといった話になった。要するに、その人を追い出したら私がそこに入り込んでくれよ、ということらしいのだ。

もちろん仕事には自信も誇りも持っているけれど、なにぶん人が相手という特性の職種。中にはモンスターが紛れ込んでいるってことが十分ありうる。実際、前に勤めていたところは、それが直接の原因(むしろ遠因にあたるもののほうが数段えげつないのだが)で去ることになった。このときも実はかなり稀有な体験(悪い体験です)をしているのだけれど、それを披露するのはこの業界を離れてからにしたい。いろいろぼやかした表現ばかりですみません。

最初からパワハラ働かれることがわかってる職場には行きたくないが…


履歴書がぱたりと効力を発揮しなくなる直前、つまり2年前に一度、兼業先として内定をもらっていた会社が実はあった。そのころの私は、まだ世の厳しさを知らなかった。甘っちょろかった。

「明らかにパワハラを働かれるなあコレ」ってことがわかった時点で辞退した。
長くお世話になっている兼業先との仕事の調整をしようとしたときに「なんでウチを優先しないのキミぃ?」みたいなふうだったことがこじれた原因。長くお世話になっている仕事先のほうを優先するのって当たり前じゃないか。

あのときのトラウマもある。
いま…コロナの後遺症っぽい憂鬱もあいまってか、かなり気分は重苦しい。

ただ、もう高望みはやめようと思っている。まずは私自身の経済状態をどうにかしなければならない。まさに待ったなしなのだ。
少しぐらいのパワハラ。他人がされるところを見たり、私がされてしまったり…あると思うんだけど、今回はもう四の五の言っていられない。覚悟する。折れてしまったら、また改めて考える。

ふう。いまや人生はサバイバルだ。
この世は釜茹で地獄なのか、はたまた針山地獄なのか ^^; 。

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