花鳥風月通信録#9こもも編
花鳥風月(以下KF)の各プレイヤーを紹介するシリーズです。
9人目は花組こももさんです。
(こももさんは、
2020年2月29日に花鳥風月を卒業されました。
ご了承下さい。)
2018年3月花鳥風月が結成し、
同じ月にRAGEに結成まもない花組として参加、
はじめてのオフライン大会が非常に大きくこちらにも緊張が伝わってきた。
6月にアメリカでの
スプラトゥーン大会「Smash ‘N ‘ Splash 」に参加し、
はじめての海外大会の中他の参加メンバーと共に、
どん欲に1つでも吸収していこうとする姿を見てくれた。
第4回スプラトゥーン甲子園に応募するも残念ながらエントリー多数により落選し(いわゆる0回戦突破ならず)参加が出来ず。
落選あとは、
他のチームメンバーと共に、
twitter上でも悔しそうにしていたのを覚えている。
直後の配信でも、
悔しさを隠さなかったのは、
こももさんのリスナーなら、
正直なこももさんらしいと思うだろう。
羽海野チカさんの将棋漫画
「3月のライオン」に、
主人公のライバル二階堂が
「本当に勝ちたいなら粘れっ、
攻めるだけじゃなくてちゃん守れっ。
中略
『潔い』と『投げやり』なのは似てるけど違うんだ」と、
主人公を叱責するシーンがある。
こももさん(他のメンバー含め)は、
投げやりにならずにモチベーションを保ち、
しっかり向き合っていたからこそ、
ちゃんと悔しかったのだろう。
「モチベーション」という単語は、
元は心理学用語で、
日本では1990年代後半に普及し始めて、
98年のサッカーW杯の際に頻繁に使用され広く知られるようになり、
ビジネス用語としても使われるようになり、
「モチベがない」などのように日常会話の中にも用いられ、
「動機づけ」と訳される事が多いが、
「やる気」「意欲」などの幅広い意味合いがある。
話が逸れてしまうが、
上記した通り、
モチベーションという言葉が、
広まったのは90年代後半頃。
戦後を代表するような大企業の破綻や不振などが続き、
日本の終身雇用制度に疑問符つきはじめ、
同時に愛社精神も希薄になっていた頃に、
モチベーションという言葉がビジネス用語にもなり、
いかにやる気を維持することが難しくなったのかがよくわかる。
「心が折れる」、起源は女子プロレスの伝説の試合
https://style.nikkei.com/article/DGXNASDB11001_R10C13A7000000/
上の記事にもあるように、
「心が折れる」という表現は、
意外にも女子プロレスが起源と言われている。
スポーツ選手だけでなく、
モチベーションと合わせるように普及し用いられていて、
「心が折れそう」と、
「挫折」「諦める」に違い意味合いがある。
個人的な印象としては、
大きすぎる目標などを設定し、
自らの役割などを失う事によって、
身近にあるはずの楽しみなどを感じたりできなくなってしまう人をたくさん見てきた。
話を戻そう。
こももさんは花鳥風月の中でも継続的に配信を続け、
オフラインイベントの参加回数も多い方だと思う。
モチベーションはどこから来ているのだろうか。
シンプルにゲームを楽しむ事が好きで、
大切にしているからではないだろうか。
こももさんの配信を見ていると、
本当に楽しそうである。
自然とこちらもプレイしたくなる。
好きでいることを大切にしていて、
ある意味最小の単位を忘れないことで、
後からいろんな要素や環境の変化が加わっても、
続けられるのではないだろうか。
インターネットのコミュニーケーションは、
昨今は特にどこかで感情を押し殺したものが多いが、
喜怒哀楽の豊かな表情が、
こももさんの配信に訪れる度に
見せてくれる。
彩りがそこには確実ある。
過去の花鳥風月についての記事まとめ
うぃすです。 noteなら気軽に続けられそうなので、 はじめてみました。よろしくお願いします。 趣味はサッカー、映画、読書、ゲーム。 twitter https://twitter.com/wysforspl