極私的花鳥風月結文

2019年10月11日 02:54

私が勝手ながら始めさせて頂いた事でしたが、
各メンバーが受け入れて頂いたから可能だったと思ってます。
改めて皆様には心より感謝します。

大変貴重な経験であり、
なによりも楽しかったです。
続ける事で、
より配信を、
より各メンバーを、
より花鳥風月を、
好きになったのは確かだと思います。
過不足なく書くことができたか、
と問われれば、
まったくそんな事はないと思います。
わたしは1リスナーであり、
1ファン。
配信などで、
限られたごく一部しか知る事はできません。
かと言って、
いわゆるまとめサイトのようなものを書くつもりはありませんでした。
もしわたし自身が書かれたらあまり良い気持ちはしないのと、
視聴者としても、
それらを読んで判断するのはしたくない。
書いたとしても、
あまり楽しめなかったと思います。

書籍や歌詞からの引用をするようになったのは、
かつて書店員だった名残りだと思います。
（現在は、
近からず遠からずの仕事をしてます。）
サッカーについて書くことが、
多かったのも、
スポーツに関連させようというよりは、
単純にわたし自身が、
サッカーが好きで、
引用しやすかったからだと思います。

いずれにしても、
人様の事を書かせて頂くのは、
大変難しく、
緊張しました。
それぞれのメンバーを見続けていると、
自然と書く事柄が出て来て、
重なる部分もあれば、
異なる部分もありました。
一人一人違う人物なのだから、
十人十色なのも当然ではありますが、
見守り続けることの大切さを、
改めて強く強く感じました。

おそらくは、
ここ数年でゲーム業界、
とりわけ「e-Sports」と呼ばれる業界は、
良く悪くもさらに変化する事があると思います。
ただ一方では、
90年代からゲームプレイヤーの一人として、
遠巻きにゲーム業界を見てきた感想としては、
右往左往、
一喜一憂しても仕方ないとも思います。
世界的なトレンドを軽視・無視できない部分はあるかと思いますが、
あくまで、
日本のゲーム業界の文脈の延長線での変化だと思います。
旧態依然としていて、
歯痒く感じる部分と、
誰も正解が見えずに暗中模索の部分が重なり、
数年後はおろか、
一年後を予測する事も相当難しい。
だからこそ、
毎日の積み重ねによる、
配信、動画が大事になり、
土台になると思います。

では、
リスナーとして、
ファンとして、
何ができるか。
一つはスポンサーさんの商品を買う。
もう一つはいわゆる投げ銭をする。
この２つは、
ほとんど議論の余地はないと思います。
かと言って、
すべての人が可能な訳でもなく、
限界もある。
おそらくは、
一人一人のプレイヤーを尊重し、
見守ること、
ぐらいしかできないと思います。

『教養とは、
「今ではない時、
ここではない場所、
私ではない誰か」
に関する知識や想像力』

英文学者の米谷郁子さんが、
発言されているのを目にしたことがあります。
「私だったら違う判断をする」
場面を多く目にするかもしれない。
気心が知れている知人・友人であっても、
そういう場面はたくさんある。
配信者と視聴者の関係なら尚更だと思います。
残念ながら、
繰り返しになるが、
視聴者にできる事は、
見守るぐらいしかできないです。
「あなたの思い通りに動くか監視する」と、
見守るは違います。
「それぞれのペースで決めて、
進んでいく事を肯定すること」
だと思います。
ですので、
わたしにとっては、
「知識や想像力を持って見守る」ことを『応援』と呼ぶのだと思います。

最後になりますが、
私個人としては、
可能ならば全ての方を書き留めたかったのですが、
残念ながら2名の方は、
文章として残す事を好まない方もいるかもしれないと考え、
卒業の際に意志確認しましたが、
連絡取れなかったので、
意志を尊重したいと思います。
個人的には、
もし今後状況が許されるなら、
書かせて頂ければ幸いです。
ひとまずの区切りとさせていただきます。
約半年間お付き合い頂き、
誠に有難うございました。
DMで励ましのメッセージや
いいね・RT して頂いた方々も、
この場を借りて感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
そして、
引き続き皆さんを応援していきたい思います。