ロシアにラスコーリニコフごっこをしにいく/ペテルブルグ、犯行現場
こんなに面白くて、かつ有名な本を、みんなが読んでいないのが不思議でならない。罪と罰は登場人物のキャラ立ちが激しくてほとんどジュブナイルだと思うし、実際ミステリー小説の元祖だと言われている。鬱屈した貧乏大学生の主人公ラスコーリニコフ(イケメン)は、正義感が強くて賢い妹ドゥーニャ(美人)を地元に残して上京している。貧困から売春婦に身をやつすヒロインのソーニャ(薄幸系美人)は底抜けに純粋でいたいけだ。主人公を何かと助けて世話を焼いてくれる同級生のラズミーヒンはめちゃくちゃいいヤツ