無理していい子ちゃんしなくていい

引き寄せの法則をちらっと知っているだけの人は、
ポジティブに考えていれば良いことを引き寄せられるというところを誤解している人がいます。
明るく、ニコニコ、ネガティブな気持ちでいる時間を短くしようとしたり。
確かにポジティブに考えることって大切です。
でもそこを気にして自分の気持ちに蓋をしていませんか？

**ポジティブに考える＝ネガティブな気持ちを無視することになっていない？ **

何かムカつくことが起きた時、子供のように
「ヤダーーー！！！！キライキライ！！！」なんて叫んでる人はあんまりいませんよね。
だいたいみんなどこかで気持ちの折り合いをつけて、その場を凌ぎますよね。
社会でたくさんの人と関わっていく上で身についた癖です。
もちろん大切なことです。
でも、自分の気持ちはどこかで昇華させてあげないと知らないうちに自分の中に積もっていくんです。
積もった感情は、自分にそういう感情があること、認めてあげること、感じ切ってあげることをしないと無くならないんです。
子供のように泣きわめいても、ムカつくことを紙に書いても、誰かと話すでもなんでもいいので、その感情が自分にあってもいいんだって認めてあげてください。
ここまでやって初めて「ポジティブに考える」ことが最大限の力を発揮します。
何かもやっとすることを心の奥に押し込めてポジティブなことを考えることは、引き寄せの法則的には本当の意味でポジティブではありません。
ネガディブなことを考えないのではなく、自分の心に押し込めた感情がない時に、素直にまっすぐ望むものを願うことが出来るということです。

引き寄せの法則で一番大切なのは自己受容

私は「引き寄せの法則」関連の情報はたくさん見てきました。
どれも素晴らしいもので、本元は同じことが書いてあります。
引き寄せの法則、宇宙の法則、ホ・オポノポノ、龍に願う・・・
これも全部法則としては同じようなことなんです。
先ほど書いたように、人間は誰でも思考の癖があります。
それぞれ違った癖があり、時にはその癖がまっすぐ素直に願うことにブレーキをかけてしまいます。
そこで、思考の癖が願うことを邪魔しないようにする方法や考え方としてそれぞれに合った考え方があり、呼び方なども違っているのです。
たくさんの情報があるといろんな願い方を試したくなりますよね。
私もそうでした。
でも私は、一番大切なのは願い方ではなくて、「自分の思考の癖を、願い事を邪魔しないようにしてあげること」だと私は思うのです。
ただ、思考の癖も全部取り除かないと願いが叶わない、というわけではありません。
日常の中で感情が動くとき、その感情を感じきってあげてください。
なかなか説明するだけでは難しいと思うので、私が今日感じたことでいくつか自己受容を実践したことを書いていきますね。

私の自己受容（実践）

〇「今月の支払い20万超えちゃったな～やばい」
→自己受容できてない時
「まあでも引き寄せの法則でお金も入ってくるはずだし大丈夫大丈夫。」
（私の中ではこれは無理やり納得させようとしています。
これでもやもやを感じなければこのままでもいいかもしれません。）

→自己受容できている時
「夫の稼ぎがもう少しあればな～
ていうか夫のお小遣いの額多くない？！
子供もいてお金がかかるのにもっと譲歩してくれてもいいのに。
もっと家族のことを自主的に考えてくれる旦那さんだっているのになんでうちの夫は自分のことばっかり考えてるんだろう。
専業主婦の旦那さんでも家事とか言わなくても手伝ってくれる人だっているし、休日だって家族といることがすでに休憩みたいな人だっているのに、うちの夫は一人でゲームする時間がないと休憩できなかったとか言うし。
ていうか部屋とかも散らかしすぎ。服も脱いだら脱ぎっぱなしだし、洗濯していいのかわかんないし、クローゼットもぐちゃぐちゃすぎてやばいけどこれも私が片付けないといけないの？！ていうか片付けないと入らんから私がやるしかないじゃん！せめて共用のスペースはどうにかして！
お給料が少なかったとしても、他のところでもう少し家族を気遣ってくれるところが見えればこんなにいろいろ思わなくても済むのかも。」

はい！ここまで一気に書き上げました。
見てる人ドン引きだったらすみません。
ここから自分の思考を整理していきます。
自分はこんなことを考えてるんだな～と感じてあげます。
「そっか～お金がたくさん出て行ってしまうことが不安なんだな」
「夫もう少し片づけをしてほしいと思っているんだな」
「私は夫に自分や家族を気遣ってほしかったんだな」
これが自己受容です。
私の中言いたいことの中にお金のことがあるのはもちろんですが、
夫に気遣ってほしいというのが自分の中で暴れていた気持ちなんだということがわかりました。
ここがわかっただけで気持ちがスッとします。

網一つ段階を上げて、「気遣われたい」という自分の気持ちをどうしたらもっと満たしてあげられるか考えます。
〇夫に気遣ってほしいことを伝える
〇自分で自分を気遣う
夫に気遣ってほしいことを伝えることも長い目をみると重要なことですが、これって結構伝えるのむずかしくないですか？
今後の関係性のためには伝える必要が出てくるかもしれませんが、手っ取り早く自分を満たしてあげる方法は自分で自分を気遣うことです。

私の場合は自分に
「いつもよく頑張ってるよ～毎日一生懸命やってるもんね！
たまにはおいしいお菓子とコーヒーでおやつタイムを作ってもいいかも！
大変な時には夜ご飯も買ってきたり、デリバリーでもいいかも。
人の作ったご飯がたまに食べたくなるよね～」
という感じでまず自分で自分の機嫌を取ります。
自分の機嫌を取ってからのほうが、夫に伝える時にも伝わりやすいです。

どんな感情でも存在して良い

人にドン引きされるようなことだって自分の中の感情として生まれてもいいんです。
思ったらいけないことなんてなくて、ちゃんと紐解いてあげると小さな気持ちだったり、相手に対しての気持ちだと思っていたものが、本当は自分自身に向けた気持ちだったりして、相手はただのきっかけであることも多いです。
こうやって日常の中で生まれる感情を自分の中で認めてあげると、引き寄せで重要な「まっすぐ素直に望むこと」がどういうことなのかわかるようになると思います。
この自己受容が習慣になってくると引き寄せを実感することが多くなると私は思っているので、どんどん実践していってくださいね。