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【日記】フィットボクシングと、本屋巡り 2025年1月1日→1月4日


1月1日 フィットボクシング北斗の拳と、ねほりんぱほりん

 目覚めてすぐに、全身が筋肉痛であることを思い知る。昨日プレイしたフィットボクシングのせいだ。だが、今回の正月休みは、ばきばきの筋肉痛をものともせずひたすらフィットボクシングをやりまくると決めていたから、むしろどんとこい筋肉痛、という面持ちで布団から出た。
 昨日、スーパーで買った餅を、雑煮にして食べる。少し味付けが薄かったかもしれない。味見をしたのち、味を調えるという一連の流れを、今年はちゃんとやろうと思う。

 今日もフィットボクシングをやる。筋肉痛をねじ伏せるかのように、がんがんやる。体を使ってひたすらに動き続けるときの、独特の爽快感を味わう。最高。運動最高。プレイし終わって、他のフィットボクシングのプレイヤーの、運動してよかった話やダイエットビフォーアフター話を読みたいと思っていろいろ検索していたら、いま私と夫がプレイしている「フィットボクシング北斗の拳」より、新作の「3」のほうが断然プレイしやすいという意見を発見する。そうなんだ……。一度はケンシロウに操を立てた身だから、浮気はしないと決めてひたすらに「フィットボクシング北斗の拳」だけをプレイしてきたが、進化版の「3」がにわかに気になってくる。夕食後も、フィットボクシングに関するユーザーのいろいろな感想を読むなど。

 夫と二人で、録画しておいた「あけましてねほりんぱほりん2025」を観る。

 私が払ったNHK受信料は、主にねほりんぱほりんに出てくるぬいぐるみの衣装代になっているはずと思い込んでいるので、かわいいぬいぐるみが動くさまをたくさん見られて満足。放送を見逃していた「救命救急センターで働いていた人」を観ることが出来たのもよかった。素早く状況を判断して治療に当たらないと、死んでしまうような人たちが毎日運ばれてくる現場の話。救命救急センターで働いていたら、きれいごとでは済まされないようなことが毎日起こるんだろうなと思うと、働いている人を尊敬。


 そして、去年観た「投げ銭を投げ切った人たち」に出演した「むーぴん」さんのその後が紹介され、推し活とパチンコにはまっていたむーぴんさんがその後、それどころではないことが起こってしまって大変らしく、心配になった。推し活とパチンコにざらざらお金を使っていくむーぴんさんも心配だったけど(生活費が足りないから、電気代節約のために電気つけないとか言っていた)推し活とパチンコが出来なくなるほど大変なことって!

1月2日 ぜんざいと、本の発送、フィットボクシング3

 朝食に、ぜんざいを作る。缶の茹であずきを鍋に入れ、空いた缶に入れた水も鍋に入れて(つまり同量の水を加えて)火にかける。ふつふつしてきたら、黒ゴマをたっぷり加える。餅はレンジにかけて火を通す。煮たあずきをお椀に盛り、餅をのせる。毎年この時期に作っているぜんざいだから、「今年も作りました」と言いながら夫に出す。美味しく出来た。

 食後にコーヒーを飲みながら、箱根駅伝を観たり、録画しておいた「ミステリと言う勿れ」のドラマを観たりする。そして昼寝。

 昼寝から起きて、自家通販の発送作業。納品書を作り、本を梱包して、セブンイレブンに持ち込んで出荷。12月から始めた自家通販、発送作業もだいぶ慣れてきた。最初のころは、発送に慣れていなくて、何か失礼なことをしていたらどうしようと不安だったが、慣れとともに不安は無くなってきた。本を買っていただいてありがとうございますという、感謝だけがそこにある。

 セブンでチルドカップのコーヒーを買い、近くのベンチで飲んだ。正月……よく晴れていて最高。


 帰宅したら、夫がフィットボクシングをプレイしていた。ねえ、新作のフィットボクシング3ってすごいプレイしやすいらしいよ、と話したら、夫がすぐに体験版をダウンロードしてくれた。早速二人でやってみる。確かにプレイしやすいかもしれない。そして、新しいつくりの画面が新鮮で楽しい。これは……買ってもいいかもしれない。北斗の拳バージョンよりBPMが早いモードがあって、よりくたくたに疲れることが出来そうなところもよい。洋楽でプレイできるところもよい。買うか……??

1月3日 カフェイン離脱症状とフィットボクシング3

 今日も朝飯はぜんざい。私が作っているのは、ぜんざいなのだろうか、お汁粉なのだろうか。何となく雰囲気的に、これはぜんざいだと思って食べているが。

 昨日、出掛けた時に飲んだコーヒーのカフェインが切れて来たのか、離脱症状ぽい感じでとても眠い。ぜんざいを食べた後、眠い眠いと言ってベッドに戻った。そのまま、昼食を作るのを飛ばしてしまうほど眠り込んでしまう。起きたら16時。離脱症状おそるべし。

 起きたら、夫がフィットボクシング3を購入しダウンロードしてプレイしていた。体験版を1日プレイして、もう今日、購入。夫は決断が早いと褒めたたえる。私だったら体験版をひたすらプレイしたのち、迷って買わないケースもあり得た。自分と違う人が、家に居るってありがたい。夫がやり終わった後、私も3をやる。やはり、そこかしこにアップデート味を感じる。やりやすさが違う!ゲーム開発している人ってすごいと思いながら、くたくたに疲れるまでやり込む。夫に、ねえ筋肉痛はどう?と訊ねたら、ばきばき、と嬉しそうだった。ばきばきになるまで運動する正月を満喫。

 野菜も肉もたっぷりの夕食を作って、二人で食べる。がんがん運動して、がんがん食べて、合宿みたいだと思う。そう、合宿みたいな正月を過ごしたかったのだ。満足。

1月4日 本屋巡りの一日

 今日は、1日かけて3つの本屋さんに行こうと、前々から予定していた日。まず、梅屋敷駅にある葉々社へ行き、ZINEを完成させ文フリに出たことを報告。その後東大前駅にある、本の店 & companyに行ってみる。最後に、下北沢の日記屋月日に行き、自分のZINEが置いてあるところをチェックする予定。

 まずは葉々社。葉々社では、月に一度くらい「本屋と相談」という会が開かれていて、私も何回か参加し、ZINE作りの疑問を相談していた。

 その後、本が完成し、葉々社の小谷さんに「本、完成しました!」と報告に行きたい……と思いつつ、実際に葉々社に行く予定を組むことが出来なかった。おそらく、自分の文章に自信が無かったからだと思う。自分の本を、自信を持って人に見てもらうことが、まだおぼつかない。しかし、よくよく考えたら、素人の文章であったとしても、なんとか本の形にしたから、葉々社の小谷さんには報告したいのであった。考えている間に時間が過ぎ12月が終わってしまったが、正月の機運を助けに、梅屋敷に到着。久しぶりの梅屋敷、来ただけでもう嬉しい。商店街を歩いて、葉々社の「本」の看板が見えただけで、もう嬉しい。

 お店の引き戸を開けると、先客がいらした。小上がりのところで、店主の小谷さんとお話しされている。店に入り、棚を端からじっくり見る。1冊買いたいけどとても目移りする。欲しかった本、気になった本、初めて見たけど読んでみたい本。どの本を買うか、とても迷う。店内の客が私一人になったところで、ハンガン「すべての、白いものたちの」(文庫版)を買うことに決め(これは、前から欲しかった本)小上がりを上がって、小谷さんに挨拶。

「惣田さん、本、出来上がりました?」と訊ねてくださったので(ありがたい……!)「出来ました!今日、持ってきました!」と2冊差し出した。本を作ってみて、本当に本当に良かったと思っているので、本を作る助けになった「本屋と相談」に感謝していることを伝えた。本を作ってみようかな、と考えているときと、実際に形になってからでは、明らかに違っていた。何が違っていたって、自分の生活の広がり方が。家と会社とスーパーの往復だった私の生活が、本を作ると決心して実際にやってみたら、今までと違う多彩な広がり方で変わっていった。行動して形にすることの面白さよ!小谷さんに、そう感じていることを話せてよかった。小谷さんが「本、うちでも取り扱うよ」と!!なんと!嬉しい!!

 その後、最近YouTubeで、小谷さんとチョン・ジヘさんの出演されている映像観ました、観てよかったと思いました、と話をした。「私的な書店-たったひとりのための本屋-」も読みたいです、今度買います、と伝えて辞去。

その後、一年くらい行きたい、行きたいと思いながら行けていなかった「本の店&company」へ。白山という駅を降りたのは初めてかもしれない。街の雰囲気がとても良い。今まで住んだどの街とも違う、穏やかで落ち着いた雰囲気の街。白山、東大前、根津周辺ってこんな感じなんだ、いいところだと思いながら歩く。

 お店に着いて引き戸を開け、まずは棚をじっくり見る。独立系書店と呼ばれるお店に行ったら買おうと決めていた角田光代「方舟を燃やす」を買うことに決め、もう一冊、柴崎友香「百年と一日」を手に取った。柴崎友香の本を買うのは初めて。

店主の末竹さんに、Xでお店のアカウントをフォローしている者です、去年の冬に私が胃腸炎にかかって苦しんでいることをつぶやいた時、リプをいただいてありがとうございました、とお礼を言うことが出来た。一年前、胃腸の痛みと吐き気で苦しんでいるとき、末竹さんとX上でやり取りしたことがとても嬉しかったのだ。Xのみでつながっていたやり取りだったが、実際にお店に来て、お礼を言うことが出来てよかった。私、本を作っているんです、とお話して、ZINE2冊もお渡しした。
 本の店&companyは、とても雰囲気の良い本屋さんだった。ああ、もっと早くに来てみればよかった。会社が早く終わった時など、グーグルマップで本の店&companyへの行き方を調べては、いや…仕事終わりのくたくたの感じで行くよりも、万全の態勢で行きたい本屋さんだし…と思い直してグーグルマップを閉じる、というのを5回くらい繰り返して、去年が終わってしまったのであった。あれこれ考える前に、まず行ってみる、やってみるを今年はやろう、と思いながら辞去。

 下北沢に移動。日記屋月日へ。お店に入ったら、私の本が!置いてある!嬉しい!込み上げる嬉しさは一旦静め、棚をじっくり見る。前から買いたいと思っていた、「われわれの雰囲気」を買うことに決め、レジへ。

 お金を払って本を受け取った後、お店の方に、「あそこに置いてある本を作った者なのですが、置いていただいているところを写真に撮ってもよいですか?」を訊いて、OKをいただき、写真をすばやく撮って、お礼を言い、辞去。

置いてあった!!嬉しい!

本屋さんに自分のZINEを置いてもらうってすんごい嬉しい。ありがたい。


 フヅクエに入って、早速「われわれの雰囲気」を読む。す、すごい面白い。これは、買ってよかった本だった。満足!!




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