20200624

歌詞が「詩」であることを思い出す

この前久しぶりにCDを買った。

サブスクで音楽を聴いていると、よっぽど気にならないと歌詞は確認しないし、洋楽を聴くようになってからは余計に邦楽でも歌詞を気にしなくなった。


歌詞カードを読みながら聴いていると、歌詞が「詩」であることを思い出す。

というよりは、歌詞が「詩」であることを指でなぞって確かめながら聴くことができる。


歌詞を見ずに漫然と耳だけで聴くよりも、ことばを目で追いかけて指でなぞって匂いを嗅いで聴く音楽は、風呂上がりに飲む麦茶みたいに心地よく体に染み込んでくる感じがする。