20200615

人類みな顔見知り

モーニングに来るおばさんたちは全員顔見知りなのだろうか。コーヒーを啜る。

前に座るおばさん2人組を観察していると、来る人来る人「おはようございますぅ〜」と挨拶して短い世間話をして席につく。2人が帰る時も、入り口近くに座っていたおばさん集団に挨拶をして店を出る。

それぞれの集団は別々に来ているのに、みんな顔見知りってすごいなと思った。


この人たちは死角から元気に「おはようございますぅ〜」と挨拶したら全く知らない人でも挨拶し返してしまうのだろうか。コーヒーを啜る。


「夜の街」

最近ニュースで「夜の街」という表現をよく耳にする。

特定の業種とか職種の人を攻撃しないようにオブラートに包んで言っているつもりなのだろうが、少し違和感を感じる。

これは「セックス」を「なかよし」と表現するのに似た違和感というか不気味さがあるなと思った。

オブラートに包んだつもりが、逆にその生々しさが際立って聞こえる。

最近ニュースで出てくる用語とか政府が使う表現に、もっといい言い方あるやろと違和感を感じてしまうことが多くなった。刻一刻と目まぐるしく変化する状況に追いつくためにどういう言葉を使えば的確にイメージを共有できるか精査する時間がないのだろうか。


言葉を軽んじるようなことはしてほしくないなと思う。