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【過食症を乗り越えて】「過去の自分に戻りたい」を手放す。

なんだかんだ言って、やっぱり痩せていた頃の自分というのはなかなか忘れられません。今よりも色んな服を自信を持って着ることができたし、鏡に写った自分を嫌いにならずに済みました。昔の自分のほうが見た目は良かったという思いは今もずっと消えません。戻りたいなと思うこともあります。

でも、昔の自分に戻りたいなと思う日は少しずつ減ってきました。そう思うことが自分にとってはマイナスだと判断したので、考え方を変えようとしてみたのです。

昔の自分に戻りたいということは、過去の感心できない行いをもう一度するということです。過食症を引き起こしてしまうような行き過ぎたダイエット。24時間お腹が空き、食べ物のことを四六時中考えていて、他のことには何にも集中できません。朝起きてから夜寝るまで、カロリー計算に苦しめられます。あまりにもお腹が空くとカロリーのない食べ物や飲み物をお腹がはちきれそうになるまで詰め込むのです。生理は止まるし、体からどんなサインが出ているのか判断できなくなってしまいます。


こんなことを思い出したとき、幸せは昔の自分の状況に戻ることでは見つけられないのだと思い直します。人間誰しも綺麗になりたいという願望は持っていると思います。でも、そこに幸せや健康が伴っていなければ、結局は精神的に追い込まれ、良くない状況に陥ってしまうのだということをひしひしと感じました。


だから、今は「昔の自分に戻りたい」ではなく、「自分に合った新しい方法で自信を持って生きていけるようになりたい」と思えるようになりました。もちろん昔のように痩せて服を楽しみたいという思いはあります。でも今は、何が自分にとって大切にすべきものなのかわかるので、あんな無茶はもう絶対にしません☘


文にしてしまえばこんなに短く、簡単に書けてしまうことですが、こんな言葉を言えるようになるまでには、長い闘いがありました。悩んで苦しんで、でもそれもすべて必要な時間だったんだろうと思います。

とことん悩んで、とことん苦しんだから、今の自分の考えは自分に合っているのだと自信を持って言えるのだと思います。


私は、一人ひとり自分に合ったやり方というのが一番大切だと思います。昔はトレーナーから「正しい」やり方を教わって、それを信じて突っ走りましたが、そうする必要はないんだと思います。

一人ひとり体は違うわけですし、ダイエットや筋トレ、その他のことすべてに関してそれぞれ感じ方が違います。感じ方が違えば、同じ行動を取ったときのストレスも変わってくるでしょう。私のように厳しくしすぎることで摂食障害を発症してしまう人もいれば、厳しくすることに喜びを見出す人もいるのかもしれません。私は何かに取り組むとき、その過程を大切にしますが、結果がすべてだという人も世の中にはいることを知っています。

結局は、ストレスを感じ過ぎず、自分を大切にできる方法の中から、自分に合ったものを見つけて実践し、それで前に進んでいると感じられるのなら、それが一番なんだと思うようになりました。

このように考えられるようになってからは、なんだか色々と楽になりました。一つの正解だけにこだわり、それ以外はすべて間違っているのだと思い込んでいた昔の自分より、今の自分のほうが生きやすいです。周りの人が何をどんな方法でしていようと「このやり方がこの人には合っているんだな」と思えるようにもなりました。「え、そんなやり方では結果出ないよ」とか「そのやり方間違ってる」という考えはあまり出なくなってきました。

これは自分も周りも受け入れ始めたということでしょうか。

やはり自分を批判ばかりしていると、周りのこともついつい批判してしまうのだなと思います。

まだまだ闘いは続きますが、昔の自分は教訓にし、前に前に進んでいけるように、今日もゆるっといこうと思います😌


みなさん、良い一日をお過ごしください☘


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