自分の悲しみしか見えていなかった。反省。
自分のことでいっぱいいっぱい過ぎて、一番大切にしたい人を悲しませてしまいました。
最近は仕事が忙しく、それに加え、引っ越しやワーホリの手続き準備と、自分の中で余裕がなくなってきていました。コロナの影響で彼に会うこともなかなか思うようにいかないこともあり、もうすぐカナダに帰ってしまうのに、と焦りを感じたりもしていました。
また、私が彼に会いに行ったほうが、スケジュール的に、2人の時間が多く取れるからと、私が会いに行くことがほとんどで、彼が会いに来ようとしてくれた時には、タイミング悪く会えなくなってしまったりもして(コロナで彼の働く学校が休校になったり色々あったので)、それに対してもストレスや不満が溜まっていました。
睡眠もうまく取れず、また、過食症だった頃の症状が少し戻ってきたりもして、焦りと悲しみと苛立ちを感じる日がしばらく続いていました。
そんな時も、私の彼はいつも通り優しく接してくれていました。
でも、先週の土曜日、仕事の後に彼に会いに行った私は、今までのストレスと不満が爆発し、その日は口も聞かず、次の日の午前中には泣きながら彼の家を出ました。私ばっかり彼に会いに行って、私ばっかり忙しくて、なんでわかってくれないの?と、そんなことばかり考えていました。
こんなことをしたのは初めてで、自分でもこんなことをするべきではないと頭ではわかっていましたが、もうこうなったら止められず、感情に身を任せた行動を取ってしまいました。
彼の家を飛び出して、そのあとは自分を落ち着けようとカフェに入りました。しばらく時間が経てば、彼と話せるかもしれないという思いもありました。
少し時間が経って、彼に自分の思いをメッセージで送り、そこから少しやり取りをしました。
そのやり取りの中で、彼自身が最近、精神的に辛い思いをしていたことを知ったのです。彼も鬱経験者です。ただ、私と出会ってからは、気分が落ち込んでしまうことはなくなったと言っていましたし、そんな素振りは一度も私に見せたことがなかったのです。
ですが、私の不安定な精神状態は彼に大きなストレスを与えてしまっていました。
彼が言うには、私は常に、仕事でストレスが溜まっているか、何か他のことで悲しんでいるか、または彼に対して怒っているかのどれかだ、と。毎日、今日の私はどの私だろうと考えながら話している、と。
ハッとしました。確かにずっとそうでした。彼がいてくれることが当たり前になって、彼の気持ちを考えることをずっとしていませんでした。
彼自身も辛い日があるけど、いっぱいいっぱいの私には話すことができなかった。いつも強く支えられる彼氏でいたいけど、今後もずっと私がこのような状態なら、支え続けられるか不安に思っていた。半分は彼氏で、半分はカウンセラーのような、そんな気がする。
彼からの言葉を聞いて、頭を石で殴られたような、そんな衝撃を感じました。大切な人をこんなにも悩ませてしまっていた。私も支えにならなければいけないのに、自分のことしか考えていなかったから、そんなこともできていなかった。
(私を支えようと)どんなに頑張っても、私が良くなっているように思えない、と彼は言いました。
それはそうですよね。こんなにも私のストレスを全て受け止めてくれていたのだから、彼から見れば私は良くなっていないように見えたでしょう。私自身は良くなっていることは知っていますが。自殺願望もなくなったし、訳も分からず泣くことも、ほとんどなくなったので。でも、彼の立場で物事を考えるということが、欠けすぎていました。
それに気づいた時、本当に申し訳ないことをしてしまったと思いました。
いつもいつも私のことを考えて、支え続けてくれていた彼の優しさに甘えすぎていました。
私は私で、自分の感情と向き合う方法を探さなければいけなかったのに、それをせずに、全てを彼に投げ出して、彼に処理させていたように思います。ストレスも悲しみも苛立ちも、彼が解消してくれると、そう思っていました。大きな間違いでした。
穏やかで、感情的にならない彼ですが、人は誰しも抱えているものがある。そんな簡単なことに、なかなか気付けなかった自分に腹が立ちました。
私が自分のストレスを上手く発散させて、普通(ストレスなく、悲しいでもなく、怒っているでもない状態)でいることが、彼を楽にさせてあげられるのだということも、彼自身から聞きました。
どのくらいそうできるか私にはわかりません。でも、別に常にハッピーでいろなんて言われたわけではありませんので、普通でいることくらいはできる気がしています。
ストレスを抱えながら、常に悲しみか苛立ちを感じながら生きていくなんて嫌なので、心が穏やかでいられるように、自分の感情と向き合っていこうと思います。
彼を苦しめてしまったことに対しては、深く反省しています。
今後は自分自身を変えていけるように努力します。
自分のことばかりではなく、相手の気持ちを考えられるようにしたいです。
もう私は「うつ状態」というのからは回復したと信じていますので、今はそれができる気がします。
今回の出来事は、私の教訓として覚えておきたかったので、ここに書くことに決めました。
たくさんの感謝と、ごめんねを感じた週末でした。
これからも少しずつ前に進んでいけるように頑張ります。