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[メモ]ヘーゲル論理学・予備概念

「予備概念」は19から85まである。
19
論理学は純粋な理念を対象とする学問である。
20ー23
思惟に関するイメージ。これらを事実として認めておくことが要請される。
(1)思惟は主観的なもので、感覚や想像や欲望と同列のもの。思惟の産物(思想)は普遍的なので、思惟は働き自己実現する普遍者である。
♯生産物が普遍的ならば働きも普遍的なのか?
♯思想は働かない普遍者で、思惟は働く普遍者ということ?
(2)思惟を対象に関するものと捉えるとき、思惟の産物は対象の本質である。本質は直接わからないもので、本質を知るための必要条件が思惟することである。
(3)思惟は直接的な現象を変化させる。対象の本質を知るにはこの変化が必要である。
(4)思惟は私の作用である。故に対象の本性は私の精神の成果物である。
これら思惟についてのイメージについて、成果物の観点から言い直すと、
(1)思惟の成果物は超個別的である
(2)思惟の成果物は超現象的である
(3)思惟の成果物は現象を材料とした加工品である
(4)思惟の成果物は私(という自由なもの)の成果物である

24
・以上のことを事実として認めるとき、思想(思惟の成果物)は客観的思想である。
・論理学は形而上学と一致する。

さしあたり19から29までを目処に。

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