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写真が繋いでくれた出会い。


「写真の町東川町」


僕たちは函館、青森、占冠村と進んで来ましたが、ようやく旅の一つ目の滞在地である東川町に到着しました。




この町にも映画『莉の対』を後押しして下さった大切な方々が沢山いらっしゃいます。

むしろ、僕の北海道の全てはここから始まりました。



中でも、登山ガイドで入って頂く写真家の大塚友記憲さんは最重要人物のうちの一人。僕たちが昨日東川町に着いてからずっと僕たちの事を気にかけて下さっています。

久しぶりに再会して、まずはmont-bellさんで現状足りていないギアを大塚さんからのご指示のもと様々調達しました。

今後これ使うかな?と思うようなものをどっさり購入しましたが、やはりキャストスタッフ安全第一という事でここは手を抜ません。

その後はHACさんでスノーシューのレンタル。

中田社長のご厚意で、撮影期間中のスタッフ全員のウェアを情熱価格にてレンタルさせて頂いております。

そのスノーシューを履いて、旭岳の麓をロケハンしてきました。

登山ではなく、その辺の森をロケハンしただけでしたが深い雪とマイナス15度の洗礼をバッチリと受け手足の先が完全に凍ってしまい、まじかーとなりましたね。




しかし。寒いところに行った後の温かい食べ物飲み物は最高ですね。

大塚さんから旭岳の「おやまのコロッケ」をご馳走になりまして、僕が人生で食べたコロッケの中で堂々のNo.1に輝く美味しさでした。


そして宿舎に着いたら大塚さんがお手製のカレーをご用意して下さいました!



これがまた、めちゃくちゃ美味しいんですよ。

東川町はお米が有名なのですが、そのお米を土鍋で炊いてきて下さって。

こんなの美味しくないわけないじゃないですか。

白米だけでも白米が5杯食べれる美味しさでした。



ちなみに今日も「おかず一品いります?」と言って宿舎に美味しいご飯を運んで来て下さいました。

神ですか?

秋に大塚さんが釣ってきた鮭と、自家製のジャガイモ、チーズで蓋をした、料理名が分からない最強に美味しいご飯です。



「北海道らしいものを食べて下さいね」

と何気ない一言なんですが

僕たちには圧倒的な優しさに感じるわけなんです。

この町では当たり前の事が、僕には特別すぎるんです。






東京にいても人のあたたかさや優しさを感じるのですが

それとはまた違う種類の暖かさを感じるんです。






人も

自然も。





そしてもう二人。

どうしても会っておきたい方々がいました。

森さん夫妻


このお二人の導きで、今の僕たちがあります。

優しく見守って下さるその眼差しや言葉が、僕にはとても心地よくてふんわりした気持ちになります。









一つ一つの出会いを

一つ一つのカットを

大切に回収していってます。












さて。

いよいよ。






いよいよ明日、クルー達が到着する。





楽しみです。





真冬の北海道ロケに付き合ってくれる、

ある意味馬鹿だけど、その馬鹿さを心から愛しています。






僕が大好きな町や村や人や自然を、同じように好きになってくれたら嬉しいな。







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