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俺のZENBU。









最近、毎日の食が同じようなもので飽きていたので、

「そうだ、パスタにしよう!」

という京都的なノリでパスタを発注しました。

その名も


ZENB noodle


とても食物繊維が豊富で、タンパク質含有量も多いので筋トレ中の体には最高の食材です。




そんな勇者ZENBと旅を共にするパーティは

・バトルマスターの鶏胸肉
・パラディンのホールトマト
・賢者の玉ねぎ
・旅芸人のにんにく
・踊り子のバジル




それぞれの具材達が幾度となく正面衝突を繰り返しながら、トマトソースが完成。




そして、例のZENB noodleを茹でる。


袋開けて気づいたけど、うち、パスタ茹でる鍋ないわ。





仕方がない。

みんなのアイドル、電子レンジを使って調理するか。


ここでちょっと反省なのですが、用法・容量を守らずにね、チンしたんですよ。そしたら、電子レンジから大量にお湯がドバドバ溢れてきてるのを発見してマジパニックルーム。


MIZUBITASHI !!!!



まじリヴァイアサンや。まじタイダルウェーブや。



レンジの近くに居たアレクサが漏れ出た温水で泳いでたもん。

『うわぁ、良い湯加減ですねぇ』

などと洒落の一つでも言ってくれりゃ良かったのに。何も言わん。

i padも浸かってた。Siriも何も言わん。

うちのAI、何も言わん。

人間の俺は「うわちょちょちょchcおhc尾hcお!!」と叫んでるのに

AI、何も言わん。




まあ、パニックよね。




容器を一旦流しに逃がそうと思って取り出したら、容器の蒸気がマジでスチームパンクで

床に容器ごと落としそうになったところを、ギリ


てーーーーーい!!!!


と、何とか容器を流しにぶちまけてやりましたよ。

伊達に俺人間39年やってないんで、闘争本能が働いたよね。

この時点で全部ヌードルの半分ヌードルくらいは死んだけど、床に落としてたらもう多分俺一生料理せん子になってからすごく良かった。




ここで迷った。

このまま料理を続けるか、レンジ周りを綺麗にするか。

To be or Not to be。

DEAD or ALIVE。



いや、100ー0で掃除ですやん。

物言わぬAI達でも、見殺しにはできんばい。



ということで、マリネーゼ。


なんかもうヌードルの子もトマトの子らもお待たせしすぎてやる気うせたんかなぁ。写真はお洒落に撮れたけど、

あんま覇気がねぇ。

俺のイメージしてた、祭り感がない。

麺とソースが出会いました!!!シュワー!!わっしょーい!!

という世界はそこには無かった。






見た目はパスタというよりもスパゲティ。
こういうの昔お母さんが作ってくれた弁当に入ってた。


そして肝心の味も、僕の知っているトマトパスタでは無かった。


どんな味かと言うと、

トマトパスタ

というより

トマト缶

でした。




『麺に絡む』

って表現なんですかね?

こんなにソースと麺がイチャイチャしない事ってあるんですね。不仲かな?




ここまで書いてやっと気づいたけど

そもそもZENB noodelってパスタじゃなかった。

ヌードルだった。

踊り子のバジルだけがいい仕事をしていた




とりあえず一個言えるのが、俺には多分ZENBU NOODLEの案件は来ない。


そして、それでも美味しく食べれている自分はとてもエコだなぁって。


2個言いました。






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