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2024冬 北海道滞在三日目。







朝一、雪原の中車を走らせ向かった先は


ASAHIKAWA Airport !!





「大物は遅れてやって来る」



ということで、スターを出迎えに行って来ました。


なんだかもうお決まりのようになってきた、この出迎えと到着視点からのダブル撮影 笑 動画もありますが、気持ち悪いので割愛!


世界の池田彰夫さんを出迎えにやって来ました。



すごく話は逸れますが、『ラブ・アクチュアリー』という映画が好きです。

特に、その冒頭のシーンが大好きです。

ヒースロー空港のカットにヒューグラントのナレーションで始まる映画。

空港は愛で溢れています。世界は愛で溢れています。

僕は何だかその冒頭のカットだけで泣けてしまいます。

僕と同じように誰かを待っている人達がいて、お目当ての人が出てくるとみんなそれぞれの笑顔で出迎えていました。

良いなぁ、って。



彰夫が空港のエントランスから外に出ると、一言目が

「さむっ!!!帰ってきたー。この寒さが良いねー」

と、初日に僕が発したのと全く同じ事を言ったので気持ち悪かったです 笑



写真集の旅は昨夜で一旦完結。


今日からは『莉の対』と次回作『朱鞠』に向けての準備です。


まずはカフェにこもって二人で戦略MTGをしました。

こうやって2年間毎日の様に積み重ねたゴールに向かっての思考の共有によって行動が明確化されて、一歩一歩進むことができたんだと思います。

常に軌道修正しながら、着実に進んでいくスタイルはこれからも変わらなさそうです。

それぞれPCに向かって作業を開始し、あっという間に夕方になっていました。



そして、仕事もそこそこに急いで向かった先は!

東川町の名店『りしり』

『りしり』は予約が全く取れない、という程の名店です。


なんと、東川町の大塚友記憲さんと森牧恵さんの企画で、僕たちのために祝勝会を開いて下さったのです!!

最初は4人でのんびりご飯でも食べるのかな?と思っていたら


すっごい豪華なメンバーが駆けつけて下さいました!!

副町長の佐藤さん、企画総務課の小西さん、栁澤さん
登山家兼写真家の大塚さん、松野さん、森さんご夫妻


一人ずつ、本当に数珠繋ぎの様につながっていった人と人との繋がり。

大好きな人達。大切な人達。

この2年間で一人一人の方と話した内容や過ごした時間、出来事が今でもずっと僕の中に残っています。

今は賞を頂くことができましたが、当時の僕たちはなんとも頼りない寄せ集めのチームでした。でも僕は自信を持って僕のクルー全員をこの東川町の皆さんに紹介することができました。そんなチームで作品を最後まで完成させることができて、そして上映に向けてもうあと一息というところまで漕ぎ着けていることがとても誇らしいですし、僕たちを信じて今でも応援して下さっている皆様がとても愛おしいです。

どうして僕たちに手を差し伸べてくれたのか、今となってはもう分かりません。こうしてまた皆さんと再会できて、美味しいご飯を食べて、喜びを分かち合うことができて、なんて幸せな時間なんだろうと思いました。

見知らぬ土地で親切にして頂いた御恩はやっぱりちゃんと返したいじゃないですか。この先の人生は様々あると思いますが、僕にとってここが大切な場所になった事はずっと変わらない事だと思います。長い年月をかけてでもお返ししていきたいです。


全ての料理が芸術的なほどの創意と工夫があって
どれをとっても美味しい
東川町の名産品であるお米は本当に絶品
ホッケも見たことがないくらい肉厚で
骨まで食べれる美味しさ

この他にも、焼き鳥や刺身、シャケのフライやカキフライや野菜など、次々に運ばれてくる絶品料理に皆さんからの「これはね!⚪︎⚪︎でね!」という注釈が入ってどんどんと食べさせてくれるので、つい食べ過ぎてしまいました。子豚なう笑

お腹も胸もいっぱいになりました。


皆さん、本当に本当にありがとうございました!!


最後に大塚さんに愛用のカメラ『HASSELBLAD』で記念写真を撮って頂きました!脅威の1億画素です。このカメラは僕の憧れすぎて、いつ大塚さんからもらえるかな?と心待ちにしている品です 笑

実は1年前このお店でクルーのみんなでも打ち上げをしたんだよね。

頑張ってくれたみんなと過ごした時間もかけがえのない時間でした。


裏話。


みんなの打ち上げ代を見栄張って全部払ったんだけど、その当時北海道の撮影で費用が嵩んで僕のお金が底をつき始めていて、白目を剥きながらご飯を食べていました。なので、その時のりしりの味は何も覚えていません笑

りしりの味を更新できて良かった〜 笑

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