The road to take.
二日間、目まぐるしかった。
二日間で、12現場。
へろへろ。
足めっちゃ痛い。
くらい歩き回って動き回りました。
『莉の対』の撮影でお世話になった方々へのお礼回りを、制作部のみんなでさせて頂いております。都度ご協力くださった方々にはメールをしたりとお礼をしてきましたが、ようやく国内上映を目前に控えた「今!」だと。直接足を運んでご報告させて頂く事が僕達の精一杯の誠意なのです。
まだまだこのお礼まわりは続きますので、この件はまた後日改めてご報告させて下さいね。
今日はそんな最中、朝からフジテレビに行って参りました!
莉の対の主演・鈴木タカラさんと一緒にフジテレビの番組『男おばさん』に出演してきました♬
ずっとテレビで見ていた軽部真一さん、笠井信輔さんにまさか自分の映画の事をご紹介頂ける日がくるなんて。そんな事夢にも思っていなかったです。
そしてお二人ともお忙しい中僕たちの映画を観て下さって。
3時間以上もあるんですよ?
しかも無名の素人監督の映画を。
感激しますよそりゃ。
とても丁寧に、魅力的に莉の対をご紹介頂いて、2倍にも3倍にも感激しました。
軽部さん、笠井さん、そして男おばさんのスタッフの皆様、本当にありがとうございました!!
あとね
今日は裏方にまわってくれた彰夫とあお兄にも感謝だよ。監督、なんて言われて偉そうにこんな素敵な環境を与えて頂いていますが、最近は彼らに引っ張ってもらってばかりです。
そして午後からは、大山真絵子さんを追加して、渋谷のラジオの番組『渋谷のニジ カルチャーストリーム』に出演しました!
パーソナリティのナガコさんは試写会で莉の対を観に来て下さって、僕たちを番組に呼んで下さいました。本当にありがたい限りです。
番組では必然的に監督脚本出演をしてしまった僕の話が長くなってしまうのですが、二人の女優の話も聞けて僕は嬉しかったです。
役者が素敵な莉の対だから、この二人だけでなく他のキャストの魅力もこの作品を通じて日本中に広がって欲しいなってね、そう思うんです。
この作品がきっかけて彼ら彼女らがここからさらに売れてくれたら、それだけでこの作品を作った甲斐がありますから。莉の対はそうやって誰かの役に立って欲しいんですよ。
その後はこの時間まで挨拶&お礼まわりでした。
お礼しに回っているのに、ご飯食べさせてもらったりケーキをご用意して待ってくれていたり。お礼しに行ってるのにまたお礼するというラットレースみたいになってて一生返せんやん!!ってなりますが、都度感激しちゃいます。
あ、この件はまた後日だった笑
もう一つだけ。
今日は莉の対でクルーとして入ってくれた学生に久しぶりに電話をしたんです。そしたら今別の映画の現場に入ってたりしているらしくて。
「次の俺らの映画も呼ぶからな頼むな」
って言ったら
「ええぇ!?やりたいです!私あの頃と違いますから!めっちゃ成長したんで!」
って返ってきて無茶苦茶嬉しかったんですよ。
莉の対に入った頃は、本当に何もできなくて、体も強くなくていまいち感情も分からなくて大丈夫かよって思ってたけど、どんどん成長していってくれて。
俺たち的にはすごく期待してたんですよ。莉の対が終わっても映画辞めないで頑張って欲しいなぁって。
それが久しぶりに電話したらこんなにも力強い言葉が返って来て本当に嬉しかったんです。
じじくさいかもしれませんが、親心みたいな感覚なんですよね。あんまりこういう感情って今まで持ち合わせて無かったんですけどね。莉の対は無茶苦茶な現場だったけど、こうして一人の若者の役に立てたのかもしれないなぁって思うとやっぱりやって良かったなぁって改めて思うんです。
それ以外にもクルー達と連絡を取り合って嬉しい報告をもらったりしました。
だから、今日ちょっともう感情がバグってます。
何だろ、この多幸感。
相変わらずまだまだ先行き不安しかない俺だけど
いいな、この感じ。
とか思っている気持ち悪い俺です。
これ、間違ってない道だなと
自信を持って歩めます。
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