トヨタヴェルブリッツ 第7節に向けた選手コメント
NTTジャパンラグビーリーグワン・ディビジョン1第7節
トヨタヴェルブリッツ対三重ホンダヒート
現在8位のトヨタヴェルブリッツ。第7節はホストゲームで三重ホンダヒートを迎え撃つ。上位進出のためには絶対に負けられない試合となる中、ケガで離脱していたプロップの木津悠輔とロックの秋山大地が今季初先発。ウイングの和田悠一郎が初めてリザーブで登録された。その3選手の試合前コメントをお届けする。
木津悠輔
--中断期間にフォーカスしてきた点は
「チームとしては、80分間を通してドミネート(圧倒)し続けるプランの遂行と、個人のスキルの実行をフォーカスしてきました。なので、それを試合で出せればと思います。個人としては、今年ケガから始まって、試合から遠のいていたので、まずはエンジョイして、自分の良さを出してチームに貢献できればと思います」
--トップ4に入るためには
「外から見ていて、試合を重ねるごとにディテールは良くなっていると思います。バイウィークでさらに詰めてきたので、全員が実行できると思いますし、細かいところこだわりつつ、シンプルな強みを出したいと思います」
--チームにどんなアクセントを加えたいか
「3番として、まずはスクラムの安定、勝つというところはマストでやらないといけない仕事だと思っていて、個人的には試合から離れて、客観視して自分を見た時に感じた自分の強みは、ボールキャリーだったりタックルだったりだと再認識したので、そこは自分の良さとしてアピールしたいと思います」
--日本代表への思いは
「正直、代表は目指したいところですが、個人的にはヴェルブリッツの一員として、これだけ試合から遠のいているし、そういうことはこれまでなかったことなので、いまはヴェルブリッツの試合に出て活躍したいという思いが強くあります。その先に呼んでいただけたら幸いだと思います」
--1/6のMIRAI MATCHに出場して時間がかかったが。
「いま、ヴェルブリッツの3番争いがすごくて、みんなが自分の良さを出している状況です。ポジション争いはタフですけど、自分は公式戦が遠のいていたぶん、発見も多くあって、なにより『ラグビーって楽しいな』と、ラグビーと向き合うという面で、再発見したことも多いですし、向き合い方とかを考え直させられました。ポジティブな良い期間だったと思います」
--どんな発見があったのか
「去年は考えすぎたりとか、やらないといけないとか、気持ちが先走ってしまって、シンプルさに欠けしまい足が止まっていました。単純に体を当てることや、前に出るシンプルさが良さだと思いましたし、それができている時はラグビーが楽しいので、そういうシンプルな自分の良さを考えて、複雑化せずに試合とか練習で意識して出せるようになったと思います」
--試合に出れない悔しさで、自分が強くなった感覚は
「そうですね。ラグビーが楽しいなとか、活躍したいなという欲が、去年のシーズンよりも出てきたと思います。そうした思いを自分自身で出すことが今はできていると思いますし、やっぱり(三浦)昌悟とヨシさん(彦坂圭克)と久しぶりに組むので、2人に負けないように自分も活躍したいと思います」
--自分にとって2人の存在は
「なんて言うんですかね。まあ、めっちゃいいヤツです(笑)」
--久しぶりの試合を迎える今の心境は
「やっぱり試合に出て『木津っていい選手だな』って思われたいですし、3番争いの競争も激しいので、去年よりも活躍したいと思います。結果にコミットしてプレーしたいと思います」
--今季のヴェルブリッツでうまくいっていると感じている点は
「やっぱりスクラムは、ここぞという時に勝っていますし、ペナルティも獲得しています。チームを有利にしていると思うし、パスやランのスキルもみんなが実行できている。誰がやってもできるというのはFWとしての強みだと思います」
--ホンダヒートのFWの印象は
「スクラムもしっかり組んできますし、ヒットにもこだわりがあるので、そこのところは同じフォーカスを持っているチーム同士だと思います。そこで負けないようにやっていきたいですね」
秋山大地
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