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トヨタヴェルブリッツ 最終節前記者会見 姫野和樹

5月3日、トヨタヴェルブリッツはリーグワン最終競るブラックラムズ東京戦に向けた記者会見を行った。以下、姫野和樹キャプテンの会見コメント(抜粋)

姫野和樹

最終戦に向け調整は順調そうだ

--このチームとして最後の試合になるが。
今シーズンもたくさん辛い時もありましたし、良い時もありました。そういういろんな思いもある中で、トヨタヴェルブリッツの未来に向けて「しっかりストロングフィニッシュをする」ということを、今週1週間で言ってきました。プレーオフ進出はなりませんでしたが、僕たちの夢はこれからも続きますし、僕たちの未来もまだまだ続くので、そこに対してしっかりと今シーズンをいい形で終わるというのが、チームにとって重要なことだと感じています。

--共に戦ってきた仲間に対して今の気持ちは。
このチームでずっとキャプテンをやらせていただいていますけど、本当にみんなが努力をして勝利のために、チームのために尽くしてくれた選手たちなので、退団する選手、勇退する選手がいますけど、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。トヨタVのラグビーをグラウンドで体現して、その熱意を見てもらいたいと思っています。

この日の練習後は関係者全員で記念撮影を実施

--最後に全員で写真を撮ったが、あの時の心境は。
心境としては「やっぱりチームっていいものだな」と思いますし、「仲間っていいものだな」って感じましたね。寂しい思いはありますけど、残り1試合でしっかりと自分たちの価値を示して終わりたいなって思いました。

--選手生活も長いがこの時期はつらいものなのか。
そうですね、必ず毎年あるので。別れがあって出会いがあって。チームは本当に生き物のようなものですし、彼らのやってくれたことは、トヨタVのレガシーとして残っていくと思います。寂しい思いはありますけど、次に進んでいくことが重要だと思います。

--今シーズン良い時だと感じたのはどんな時だったのか。
シーズン終盤にかけて、チームとしての団結力が増してきているところがキャプテンをしてうれしく思いましたし、前節もそれを体現してくれる選手たちがいました。あれはやっぱりみんなで勝ち獲った、みんなで準備をしてきたからこそ勝ち得た勝利だと思いました。

--苦しい時を乗り越えられた要因は。
僕一人だけじゃなくて、たくさんの仲間が支えてくれる、サポートしてくれる人たちがいますし、もちろんトヨタVのファンの皆さんもそうだし、期待してくれて応援してくれる、そういった存在が自分にとってすごく大きかったと思います。

--最終戦は髙橋汰地選手のトライ王という目標もあるが。
タイチにはぜひトライ王を取ってほしいと思っています。彼は本当に素晴らしい選手ですし、これだけチームに波があるシーズンでも、彼自身は本当に一貫性を持ったパフォーマンスを出し続けている選手なので。若くから活躍していますけど、1度もタイトルを獲ったことがないそうなので、ぜひタイチがトライを取れる状況をみんなで作って、押し上げるようにやっていきたいと思います。

--今季はパロマ瑞穂ラグビー場にもたくさんのファンが入ったが。
うれしかったですね。なかなか勝てない時期もあったのに、ホーム最終戦ということもあって、たくさんのお客さんが見に来てくれました。ああいう形で試合を締めくくれたのは本当にうれしく思っています。自分の子どものころはガラガラでしたから。あれだけ瑞穂に人が来ていただけるというのは、選手として本当に感慨深いものがありました。でもこれを引き続き、ワールドカップイヤーの後じゃなくても、ずっと集客していくことが大事になると思うので、選手としてもっと魅力のあるゲーム、プレーを見せていくことが仕事だと思います。ずっともっとラグビーを見に来ていただける人が増えていくと嬉しいと思っています。

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