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岐阜対G大阪U-23 ガンバ戦の記憶

耐えに耐えて勝った熊本戦に続き、今節ホームに迎えて戦うのはG大阪U-23。若手主体のチームだが、前線の攻撃はスピードがあり侮れる相手ではない。C大阪U-23との戦いではどこか油断した面もあり、今回はしっかりと力を出し切って勝ちたいところだ。

心配なのは天候。現時点で降水確率80%。朝から非常に激しく降る所がある見込みとなっている。第3節のカマタマーレ戦では、ぬかるんだピッチでパスが止まり、自分たちのサッカーが出来なかった。もちろん、それを引き分けの理由にしてもらっては困るのだが、同じ状況も想定される。ホームの利を生かすことがその時はできなかったが、今回は相手よりも早くピッチ状況に対応したい。

歴史に残る岐阜対G大阪

G大阪U-23とは当然初対戦だが、トップチームとは2013年に対戦している。オールドファンなら覚えているかもしれないが、私はその試合内容を記憶から一切消している。ただ鮮明に覚えているのは試合直後のこと。今回は手元の資料を見ながらそのことについて書いておきたいと思う。

その日も天気は雨。しかし日本代表を擁する相手に11719人の入場者を記録している。岐阜のスタメンは、GKにPK職人の時久省吾、DFは新井辰也、益山司、我らのバンディエラ野垣内俊(現・三重)が入っている。MFは杉山新、森安洋文、服部年宏、水野泰輔(藤枝)、美尾敦、当時絶好調だった染矢一樹(沼津)、FWは樋口寛規(福島)。指揮を執っていたのは行徳浩二監督。

対するG大阪には2人の日本代表、遠藤保仁、今野泰幸(磐田)の名前があり、現在名古屋で活躍中の阿部浩之、控えには川西翔太も。監督は今では名監督とも言われる長谷川健太(FC東京)氏。

試合は結果から言えば、2-8でFC岐阜が大惨敗を喫している。2分にパウリーニョに決められ、8分には二川孝広と、いきなり2点を取られた。その後も前半のロスタイムに謎のアナウンスミス(審判のホイッスルを勘違いして“前半終了”と言ってしまった)で4点目を取られ、69分には交代出場した川西翔太にもゴールを許している。

岐阜の得点者は新井と樋口。樋口はミドルだった気がするが、よく覚えていない。こんな大惨敗だったので、すぐに気持ちを切り替えたんだと思う。

そしてここからが独自ネタ、というか秘話。

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