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新シーズンに向けて必勝祈願

12日、岐阜スゥープスは、今月28日に開幕する2024-25シーズンでの躍進を誓い、伊奈波神社で必勝祈願を行った。今季は昨季までB1の名古屋ダイヤモンドドルフィンズでトップアシスタントコーチを務めていた小林康法氏をヘッドコーチに迎え、「リーグ戦4位以内、B2昇格」を目標に、B3リーグ7年目のシーズンを戦う。

小林康法新HC
「今シーズンの具体的な目標は、レギュラーシーズンで上位4位以内に入りプレーオフに出場すること。そしてプレーオフでチャンピオンシップを勝ち取って、B2に昇格することが大きな目標になります。岐阜スゥープスは誠実でエネルギーがあふれるチーム。どんな時もチームとして一丸となって、同じ方向を向いて闘い続けるチームを目指します。シーズンは長いので良い時も、そうでない時もあると思いますが、チームとして一体となって乗り越えて、シーズンを通して前向きに成長していけるような、そんなチームになりたいと思っています。
 私は、ヘッドコーチとして初めてのシーズンになります。長くアシスタントコーチを続けてきましたが、ヘッドコーチはより責任のある立場です。選手との時間を大事にしてリーダーとしてよりハードワークをして、まず姿でチームを引っ張っていきたいと思っています。
 岐阜スゥープスは、私が高校生の頃、その頃はクラブチームでしたが、クラブチームでも一体となって本当に泥臭く頑張る誠実なチームでした。チーム一丸という部分をより強固にして、あと私たちがいま必要としているのは、結果だけだと思うので、結果を残して、さらに選手もチームとしても、組織としても自信をつけて、どんどん上がっていくしかないと感じています」

#11ライアン・ローガン (新キャプテン)

「必勝祈願はもちろんチームが勝つことを願いましたが、チームのみんなが健康でケガなく1年間頑張って戦えるように祈りました。日本には初めて来たので、神社に入るのはもちろん初めてでした。日本の文化も勉強したいと思いましたし、玉串法典をさせてもらえたのは本当に誇りに思いました。すごくいい経験になりました。
 自分はキャリアを豊富に持っているので、その経験を生かして、オンコートでもオフコートでも成長できるように、リーダーとして前に立っていきたいと思います。バスケットは流れのあるスポーツで、技術よりもバスケット自体が悪くなる時間があるので、そこでチーム一丸となって戦えるかどうかが一番大事だと思っています。もちろんそこでキャプテンとして先頭に立って、コートに立っている5人だけじゃなくて、ベンチにいる全員が一緒の方向を向いているように頑張りたいと思っています」

#2古賀森人
「みんなが在籍していた時と変わらなく接してくれて、馴染むという言葉が必要ないくらい初日から溶け込めました。僕の強みを生かすことがチームの役に立つことだと分かっているので、2シーズン前と変わらずに得意なドライブを最大限に生かして、小林HCの下、チームの助けになるようなプレーをしていきたいです。
 短い期間でしたが、名古屋(ダイヤモンドドルフィンズ)にいた時に、小林HCとかかわりがありました。その時には練習後でもいろいろとケアをしてくれたり、練習中もすごくパッションを持って接してくれたりしたので、そういうところは引き継いでいきたいと思わせてくれました。僕は、チームを勝たせられる選手になりたいと思っているので、HCの意思や戦術を遂行できるようにやっていきたいですし、うちのスタイルは攻守のトランジションがメインなので、そういうところで誰よりも早く走りたいと思います。
 岐阜スゥープスを離れた1年は充実した1年になりましたが、その成長を見せるのも仕事の一つだと思っています。スゥーピーを安心させるためにも頑張りたいですし、開幕戦のことを思うと少し緊張しますけど、本当に楽しみの方が大きいです」

 
「これまで、なかなか思うような結果を出せていませんでしたし、昨シーズンはけがに泣かされたところもありましたので、フィジカルとメンタルの面でもより健康な状態で開幕を迎えられるようにという思いで、必勝祈願をしました。
 今季はHCのやりたいバスケットをしっかりとコミットしてくれる選手が揃ったと思っています。これまでプレーオフに出場することができませんでしたので、まずはそこが最低ラインとして目標を設定して、本当に岐阜のブースターは熱いので、その期待に応えられるシーズンにしたいと思っています。課題だったアウトサイドシュートも、外国籍選手も日本人選手もそれが打てる選手を獲得しましたし、実績のある選手を獲得できました。昨シーズンは選手のバランスというところで迷惑をかけたので、今回はバランスよく選手を獲得できたと思っています。歯車がかみ合えばプレーオフは確実に進出できると思っているので、そこも楽しみの一つです。
 小林HCは高校の後輩ですけど、プロのキャリアとしては彼の方がありますし、上のカテゴリーで、昨シーズンはB1のチャンピオンシップでセミファイナルまで行っている実績がある方なので、学ぶところも多いですし、僕は自分に与えられた役割を、プライドを持ってやっていきたいと思います。
 やっぱり一番意識をしたいのは、うまくいかなくなった時にしっかりとみんなを支えていけるように、もちろん自分としてもプレーヤーとしてのプライドはありますが、それだけではない年齢になっていますので、チームが一丸になれるように自分も成長をしたいと思っています。
(苦しい時こそ田中昌寛の力が必要ですが)そうですね。勝負どころでそう言ってもらえるように頑張ります」

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