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上位戦が続く中でカギとなるのは

J3第15節・琉球戦に向けて

FC岐阜は天皇杯1回戦で沼津を下し、8試合ぶりに同一カテゴリーを相手に勝利した。6月2日(日)にホームで行われる2位の琉球戦は、反転攻勢をかけるきっかけとしたい試合。2位以下は超団子状態のJ3リーグ。まだまだチャンスは残っているが、勝って自信と勢いをつけたい。

【選手コメント】

荒木大吾

--天皇杯でようやく同一カテゴリー相手に勝利できたが。
天皇杯で勝ったからリーグ戦で勝てるという問題ではないので。ただそういう流れとか勝った感覚とか、90分を通して戦うというところをもう1度再認識できた。誰が出てもチームとしてやるべきことをやって、自分たちのゴールを大事にして、相手のゴールに向かって生きという姿勢は再認識できたと思う。

--そこまでやっていることが悪くない中で、なかなか勝てなかった理由をいま振り返ると。
チームが悪くて負けているというよりも、自分たちのちょっとした隙でやられている試合がとても多い。でも天皇杯では(自分たちの戦いが)出せたし、次のリーグ戦でサポーターにそれを見せられたらいい試合ができていくと思う。

--天皇杯で良かったところは。
ゴールに向かうのが速くなったことが一番だけど、それもチームとして最初のころはそうだったと思う。ただ、いろいろ試行錯誤した中でまたたどり着いた答えだと思うので、これからも苦しい試合があると思うし、それでずっと勝てるわけじゃないけど、自分たちのサッカーとして合っていたんじゃないかと思う。

--2位琉球との試合だが団子状態だ。
自分たちが2位の時、下位のチームに負けているし、J3はそんなに差がないので、2位とか琉球とかは全く考えていなくて、とにかく自分たちにどれだけ目を向けてやれるか。それが次の勝負だと思う。自分たちのやるべきことをやる、そこにフォーカスしたい。

--その中で自分の役割は。
まずはポジションの役割を全うすること。守備は自分としてやらないといけないと思っているので、必死にチームのために走りたい。攻撃面ではとにかくチャンスを何回も作って、誰がゴールを決めてもいいので、チャンスの回数をなるべく増やすことが自分のやるべきことだと思う。

--サポーターはカットインからの美しいゴールをもう一度見たいと思っている。
そうですね。もちろん相手も警戒していて、ドリブルへの対応が変わってきているのは分かっている。でも決めるチャンスは全試合であったと思う。1回じゃなかなか厳しいと思うので、何回もチャンスができるように顔を出したいと思う。でも全部を自分でやろうとしてはいけないと思うので、(チームメートに)任せながら、信じてプレーすることが自分にとってはいいことだと思う。

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