業績書を書こう(3) ~作成した教科書、教材編


私用でバタバタしてたので、更新が滞っていました。

先に書いた

業績書を書こう(1) ~研究業績編
業績書を書こう(2) ~教育業績編

に続いて、

作成した教科書、教材
について考えましょう。

2.作成した教科書、教材

多くの公募戦士は、出版社から出すような「教科書」を作成したことがないと思います。
ということは、そういうものがあれば、ウリになりうるということですね。

最近は、なるべく売れる本を売りたい小規模研究関連出版社と本を出したい教員のニーズが合致して、専門導入や初年次教育関連の教科書が多く出されています(初年次教育については、またエントリを変えて)。
こういった本は、だいたいが専任職にある教員の編集になるものです。もしも、あなたにそういう教員とのコネがあったら、校正でもいいから参加させてもらいましょう。そして、本の後ろに「謝辞」のような形で名前を出してもらえたら、しめたものです。「作成」とは言い難いかもしれませんが、具体的な作業内容を示せば、「その他」のところでは使えるでしょう。

また、本の執筆はしなくても、その下支えができるということは、事務能力を測る判断材料になりうる、ということでもあります。

あるいは、授業の導入のために作成したプリントなどを、ある程度整理したかたちでまとめれば「教材」と呼ぶことができるでしょう。そういう話がなくても、どこかの出版社から声がかかったときに出せるくらいのレベルにしておけば、面接前に資料提出が求められたときにも対応できます。


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