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忘却と記憶

人間が生まれてきた物は忘却だ。
時間の経過とともに、忘却は人間の基本的な芸術になってきた。

忘れることなく、新しい日に目を開くことができるだろうか。

もしも忘却が同じように人生の不幸を覆うことなく、痛みを魂の無限の流れと見なすことになったら、どうなるだろうか。
生きることができないかもしれない。

忘却で自分の傷が癒される。
時間の経過で写真が古くなり、コーティングでイメージが汚れ、自分の傷も少しずつかさぶたになってきた。

しかし、そのような大きな喜びを忘れてしまうこともある。
人間の脳には限界があり、忘却はすでに記憶を蝕んでいる。

記憶を忘れないように保存するには、脳以外の媒体を使うことが必要だ。「ボイスレコーダー‐録音アプリ」は、人生のあらゆる喜びの瞬間を記録することができるプロフェッショナルな録音ソフトウェアだ。

声だけでなく、記憶の一部として、保存される。


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