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百均フォトフレームで作る鍵付きコレクションボックス

デザフェスでオーダー兼自慢用にデンドリティックアゲートを展示しようと思い立ったのですが、ビニール袋に入れて持ってくつもりかい!?と気がついたのが2週間前。
あわててコレクションボックスをさがしたのですが持ち運びに気を使うのでガラスは嫌じゃ!高いのは嫌じゃ!鍵付きでないと嫌じゃ!(デザフェスは意外と万引き多いのです)
とこだわりが多すぎていいものが見つからないので作ることにしました。

材料
フォトフレーム2つ(DAISOで1つ300円)
1mm厚のバルサ材1枚(ホームセンターで購入、画用紙などでもよさそう)
掛け金、ボックスラッチ(南京錠をつける金具、Amazonで購入)
南京錠(鍵、Amazonで購入)
蝶番(写真には載ってません、ネット通販で購入)
塗料(ターナーアイアンペイントのアンティークゴールド)
塗料(ターナーアイアンペイント用プライマー)

掛け金と蝶番は小さいものでないとフレームの幅からはみ出ますので、サイズに注意です。
蝶番は百均で買うならseriaのものがいいサイズ。
南京錠はAmazonだと大量に入ってるのでホームセンターやメルカリなどで小さいサイズのものを探すのがいいと思います。
フレームは他のものを使ってもいいですが、厚みがないと掛け金や蝶番がつけられません。

手順
①金具を外す

ドライバーで吊り下げ用の三角金具を外します。
ドライバーは電動でなくても大丈夫です。
この時あいた穴は気になればパテで埋めてもいいと思いますが、ボックスの内側や底面に来るようにすれば気になりません。
吊り下げて使いたい場合は蓋になる方だけ外せばOKです。

②中のアクリル板を抜く

塗装作業に入る前に、中のアクリル板を抜いておきます。このフレームは横からスライドさせて抜く構造です。

③バルサ材を切る

フレーム横からアクリル板を取り出すための穴を塞ぎたいので、フレームの側面のサイズでバルサ板を切り出します。
画用紙などでやる場合も同様。

④塗装(プライマー)

そのままだと塗料の食いつきが悪いので、プライマーを塗ります。
全面に塗るので、上と側面を塗って数時後に乾いてから底面もぬりぬり。

⑤塗装(アイアンペイント)

プライマーが乾いたらアイアンペイントで塗っていきます。
ハケでトントン叩くようにして塗ると質感がそれっぽくなります。
バルサ材にも忘れずに塗りましょう。バルサや画用紙はプライマーは不要です。
貼り付け面は塗らないこと、側面はしっかり塗ることに注意してください。


アイアンペイントは青サビ色も出ているので、そちらを使うとよりアンティークに仕上がります。

青サビ色の塗料を使用

⑥蝶番をつける

・ずれがなるべくないように
・金具を外した穴を内側か底面に向けるように
以上に注意しつつ、蝶番をドライバーでつけます。
フレームの木材は柔らかいので電動でなくてもできます。

⑦掛け金をつける

ネジで掛け金もつけます。
上下を離しすぎるとうまくとめられなくなるので、箱は閉じた状態で位置を確認しつつつけます。
色はアイアンペイントで塗りました。

⑧アクリル板を戻す
側面の穴から外しておいたアクリル板を戻します。
1枚でもいいですが、2枚セットなので、2枚とも入れた方が強度的には安心。
後からは取れないので間に髪の毛や埃が入らないよう、指紋もつけないよう注意。

⑨バルサ材で穴をふさぐ

木工用ボンドで切って塗装しておいたバルサ材を貼り付けます。
アクリル板を戻す前に貼り付けないよう、順番に注意。

⑩南京錠をつけてできあがり!

今回はデザフェスというイベント展示用なので盗難防止のために鍵をつけました。
鍵が不要なら掛け金ではなく打ち掛け金具でもいいと思います。
seriaのものがおすすめ。


石は剥がせる両面テープで貼り付けました。
裏からも光が通るので半透明のアゲートが綺麗に見えます。

反省としてはやはり塗料が引っ掻きには弱くあまり持ち運んだりするには向かないこと。
フレームの表面は大理石風のシートが貼ってあるだけなので、こちらは剥がして塗装した方がプライマーもいらないし綺麗だったかも?
また作ろうと思うのでそのときは試してみようと思います!

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