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8. 壁を突き破ろう!事例2:既存のネットワークは財産(集客編)
こちらの記事を開いていただき、どうもありがとうございます。
この記事はこんな方に向けて作成いたしました。
・オンラインレッスン(オンライン英会話、オンラインフィットネス、その他オンライン学習サービス)の立ち上げを考えていらっしゃる方
・オンラインレッスンの運営にたずさわる方
・一対一のマッチングプラットフォームビジネスに興味がある方
・オンラインサービスの集客の事例について知りたい方
前回はスクール立ち上げ時の集客方法として、弊社の例をあげさせていただきました。
今回はこれまで関わってきたお客様たちの中で理想的な集客を行ってきた方々の話をします。
スマートに壁を乗り越えていく優秀な事業者達
今日紹介する例は、これまで私が見てきた中で最も理想的なパターンだと考えています。
1番大変なサービス立ち上げ時をスマートに切り抜けてしまう事業者さんは実際に存在します。
私がこれまで一緒にサービスを立ち上げをお手伝いさせていただいた中にも何名かいらっしゃいます。
そういう方たちを見ていると、本当に優秀な人はこの世の中に沢山いるんだなーと、心の底から感心してしまいます。
そして、よく見るとそこには全く同じ共通したやり方があります。
これは非常に参考になるのではないかと思うのです。
では、そんなサービス立ち上げ時にスムーズに会員を集めてしまう方の例をお話します。
これまで築いてきたお客様のネットワークは財産であるということ
これは、あるお客様の話です。
その方は英会話スクールの経営や、ワンコイン英会話カフェのイベントなどを全国で行っていました。
新たなビジネスとして、少しずつ市場が拡大しているオンライン英会話サービスを自社でもスタートしたいということでした。
順調にシステムも導入し、ホームページの構築も終盤に差しかかってきた頃から、その事業主さんがしきりに、
「いつサイトがオープンしますか?」
「オープンを楽しみにしているという声がたくさん来てるんです。」
という話をするようになりました。
どういうことかと言うと、これまで英会話スクールや英会話カフェのイベントで知り合ったお客様達に定期的にメルマガを送っていて、新しく立ち上げるオンライン英会話スクールの話を何度かしているとのことでした。
反響もかなり多いようで、早く立ち上げないといけないと何度もお話していました。
実際にホームページの制作が終了し、サービスをリリースした途端、お客様の会員登録が始まって、あっという間にちゃんと売上が立つスクールとなってしまいました。
これまでビジネスで築き上げてきたお客様を大切にフォローし、新しいビジネスを立ち上げる際には、メールでしっかりとPRを行い、ちゃんと期待をしてもらう。
サービスが立ち上がる頃には、期待感が高まったユーザーが何人もいる状態になっている。
この流れは本当にすごいなーと私も心から感心しました。
そして、その事業主さんと同じように、既存のお客様をメルマガやSNSでしっかりと温めて、新しいオンラインスクールを立ち上げる事業主さんは他にもいらっしゃいます。
本当に皆さん優秀な方々で、心から尊敬させていただいています。
これまでのビジネスで築き上げてきたお客様のネットワークというのは財産なんです。
だからこそ、大事に何度も連絡を取り続け、少しでもそのお客様に期待をしてもらえるようなサービス展開を考えていく。
こういうことをちゃんとしている事業者さんは何をやっても上手くいくのかなと思います。
新規ユーザーの獲得はすごく難しい、だからこそこれまで信頼を構築したユーザーを集客するのが1番の近道であるということ
これまで、新しいオンラインスクールの立ち上げを、新規集客の一本で考える方は多くいらっしゃいます。
でも、これは実際に体験してみるとわかるのですが、新規集客を行って会員を増やしていくのはものすごく体力を使います。
だからこそ、私は出来る限り既存のビジネスで関係性が既にできあがっているお客様の中で、新しいサービスを利用して頂けそうな方に声をかけていくことをお勧めしています。
これは、実際に利用されるユーザーの視点になってみると理解しやすいのかなと思います。
自分が全く知らない新しいサービスがあって、それを利用しようと思うと、すごく行動力がいると思いませんか?
これは面倒くさがりの私にはとてつもなくハードルが高い話です笑。
でも、既に自分が利用しているサービスの運営者が新しいサービス始めましたという告知をしたら、なんとなく気になりますよね。
自分に合うかはわからないけど、機会があれば一度試してみようかな?と思ってしまう。
それくらい、新規のお客様と既存のお客様の意識って違うのです。
だからこそ、今抱えているお客様を大切にし、新しく始めるサービスはそのお客様にとってメリットがあるものなんだと、心からそう思って説明できると、スムーズに集客が出来るのではないかと思います。
では、ここでこういう疑問に繋がる方がいらっしゃるかもしれません。
既存の顧客がいない場合はどうしたらいいのでしょうか?
次回は、そんなお話をしてみたいと思います。
最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!
記事一覧
1. オンラインレッスンに関わる全ての方のために
2. オンラインレッスンの運営(プラットフォーム)に求められるもの
3. マルチタスクな運営業務をシステム化していくこと
4. サービスへの愛がないと良いものは出来ないということ
5. レッスンを体験してもらうことこそ全てのスタート(集客編)
6. オンラインレッスンのリリース時に立ちはだかる大きな壁(集客編)
7. 壁を突き破ろう!事例1:スタートから運を掴む方法は(集客編)
8. 壁を突き破ろう!事例2:既存のネットワークは財産(集客編)
9. 壁を突き破ろう!事例3:効率を選ぶなら広告より営業(集客編)
10. 壁を突き破ろう!事例4:サイトオープン時の失敗談(集客編)