6. オンラインレッスンのリリース時に立ちはだかる大きな壁(集客編)

2020年9月25日 00:01

こちらの記事を開いていただき、どうもありがとうございます。
この記事はこんな方に向けて作成いたしました。

・オンラインレッスン（オンライン英会話、オンラインフィットネス、その他オンライン学習サービス）の立ち上げを考えていらっしゃる方
・オンラインレッスンの運営にたずさわる方
・一対一のマッチングプラットフォームビジネスに興味がある方
・オンラインサービスの集客の事例について知りたい方

前回はオンラインレッスンの入口となる体験レッスンの話をさせていただきました。
今回から、実際にサイトへの集客にまつわる話をしていきたいと思います。

サービス立ち上げ時の集客が1番大変

では、まず最初にオンラインスクールの立ち上げを考えている方に知っておいて欲しいことをお話すると、1番集客で難しい時期がサービスの立ち上げ時です。

・サービスは立ち上げたものの、なかなかお客様が来てもらえない…
・お金をかけて、広告などを売ってはみたものの登録まで行きつかない…
・登録をしてくれた会員も、体験レッスンを受けずに止まっている…

これは本当ーーーっによくある話です。
ここまで、ホームページの制作や講師の採用など、色々と準備を進めてきた上で、いざリリースしたのに、その反応がなかなか得られない。
手ごたえを感じることができないと、非常に辛いですよね。

そして…、それだけでは終わらないのです。

次に、会員が思うように集まってこない状況が続くと、折角集まってくれた講師も、予約が入らないため、だんだん予約を空けなくなっていきます。
つまり、お金を稼ぐことができないので、そのプラットフォームから少しずつ離脱していってしまうという流れとなります。

サービス立ち上げ前に採用活動を行って、集めた講師がアクティブではなくなっていく。
これもまた、運営者にとってはとても辛いことだと思います。

敢えて、ネガティブな話を一番最初にしましたが、これはどのスクールでも経験することなのではないか？とも考えています。

つまり、これはオンラインスクール運営の最初の壁として、皆が必ずぶち当たる壁だということ。
そして、今、ちゃんと売上を上げているスクールはその壁を自分たちで乗り越えてきた人たちなんだと。

そのサービス開始時の壁をみんながどうやって乗り越えてきたのか？
それをいくつか例をあげてお話が出来ればと思います。

ウェブ集客って非常に聞こえはかっこいいですよね。
でも、こういったサービスを立ち上げて成長させるまでにやることって、全然スマートではなく、本当に泥くさいことをやっていかなければならないのです。

では実際にこれまで見てきた例をあげてみると。

・回収なんて後回しで、とにかく広告にお金を注ぎ込み一気に集客！
・既に顧客になりうるネットワークを持っていて片っ端からアプローチ！
・ネットではなく足！営業マンが法人を狙って営業をかけ法人顧客を獲得！
・とにかく地道に改善を繰り返しながら継続することでゆっくり成長！

こんな感じです。

分析とか、費用対効果とか、LTVとかなんとかを期待していた人には申し訳ないのですが、立ちはだかる壁を打ち破るためにはある程度パワーがないとダメなのです。
下手なウェブ集客なんて全然通用しないし、悠長にアナリティクスを見ていたら、気付いたら講師がいなくなってしまっていたなんてこともある。

それよりも、今自分が人を集めるために、使えるものはなんだって使うし、とにかく死にもの狂いで会員を集めるという意志がないと、なかなかうまくいかないものです。

とは言え、これだけ聞くとなんとなく難しいイメージやネガティブなイメージばかりが残って、少し気が滅入ってしまいますね。
では、次回からこの最初の壁を乗り越えてきた会社のことを、出来るだけ具体的な例を出しながらお話ししたいと思います。

それを知れると、どの会社も実はただ力任せにやっているだけではなく、そこにマーケティングというものが存在しているのがわかるかと思います。

この難しいイメージやネガティブなイメージを、次回の記事で打ち破って行こうと思いますので、是非ご期待ください！
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。