5/10【米銀行の相次ぐ破綻について書いてみた②】
昨日のの続きです。
アメリカは利上げをしたことによってどうなったか?
利上げ=お金を借りる人が減るということでしたね。
つまりお金を貸しにくくしたということです。
そして、アメリカは一気に利上げをしてしまいました。
今までは、低金利前提の政策をとっていたんですね。
よって、お金を借りにくくなったベンチャー企業や、まだ経営が不安定な企業が困ります。
そうなると、国債や債券を持つ、「貸す」というビジネスをしている銀行も経営に困ってしまうんですね。
なぜなら、金利が上がると国債や債権の価値が下がるからです。
そして、ベンチャー企業にお金を貸すのをメインにしてたSVBは、お金を貸していた(融資していた)ベンチャー企業の経営悪化により、そして大量の債権を保持していたので、利上げに弱くなるのです。
アメリカは一気に利上げをしてしまった
↓
今までは、低金利前提の政策をとっていた。
↓
そして、低金利政策をしすぎてしまった銀行が、
破綻してしまったということになります。
金利が上がることが予想できなく、
コロナウイルスもウクライナ戦争も予想できません。
そして、SVBの問題点は大口の預金取引をしていたことと、投資の大半を満期の債権に当てていたことです。
そもそも銀行のビジネスってどうなっているのか?
〇短期で集めたお金を元にして長期の融資をして金利差で利益を得る。
長く貸すと多く利子が取れる、短く貸すと利子は少ない。
〇銀行が潰れる原因
・経営破綻
・取り付け騒ぎ(キャッシュがないのに引き出されて預金を返せない時)今回のSVBはこれですね。
取り付け騒ぎになる前
現金がない
↓
このままだとキャッシュがなくてベンチャー企業がお金を引き出しすぎて取り付け騒ぎになりそう。
どうするのか?↓
二つ方法はあります。
一つの方法は、資金調達のために預金の金利をあげます。
なぜなら、預ける人が増えるからです。
しかし、今回は米政府が法廷の政策金利を上げている状態です。
もう一つの方法はもってる国債を売ることです。
国債は金利が上がると価値が下がりますが、
結局、預金を引き出されててお金が無いので、損だけど国債を売ったのです。
そうなると??↓
経営大丈夫?破綻しそうじゃね?と思った人がたくさんのお金を引き出して、取り付け騒ぎが起きたのです。
まとめると以下の通りです。
アメリカがまずい状態
↓
政策を打つ
↓
ベンチャー企業、銀行はピンチ
↓
ベンチャー企業はお金を引き出す
↓
余計銀行はピンチ
↓
国債を売った
↓
みんなが不安
↓
取り付け騒ぎ
という流れですね。
自分なりにわからないことを調べて、書いてみたつもりです。
だいぶ雑になってしまった感じがしますが・・・💦
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