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ホワイト・ロータス

ハワイの高級リゾートホテルを舞台にした従業員と宿泊客のブラックユーモアたっぷりな群像劇。面白くてあっという間に見終えてしまった。

考えさせられる(考えなきゃいけない)問題をモチーフにしてたりするんだけど、どうぞ笑ってくださいという演出がされてるから何も考えずに遠慮なく笑わせてもらった。

ちょっと厄介な個性を持った人間達がバリエーション豊かに揃っているのも見どころだし、綺麗事は一切なしの絶妙なストーリー展開が本当に面白かった。
最終話、アーモンドがスーツケースにアレしたシーンは衝撃だった…映像作品であんなシーン観たの初めて…妙にリアルだったから変にドキドキしちゃった。

本作は第74回エミー賞5部門(リミテッドシリーズ部門作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞、助演女優賞受賞)の受賞からも分かる通り大ヒットしたので、元々リミテッドシリーズだったにも関わらずシーズン2の制作が決まっている。出演者は殆どが入れ替わり、舞台はシチリア島とのこと。入れ替わりはちょっと寂しいなと思っていたけど、ターニャ(ジェニファー・クーリッジ)とグレッグ(ジョン・グレース)の2人は同じ役で出演するらしい。嬉しいな。

そうだ、ユーフォリアのキャシー(シドニー・スウィーニー)が本作でもキャシーみたいな事やってて笑っちゃった。ユーフォリア勢がジワジワと色んな作品に出演してて嬉しい。


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