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【ステマ】ドライフラワーのすヽめ

 わたくしさん、桔梗の花が好き。

9月は実際、桔梗の花を買って育てました。

 たくさん咲いて嬉しいのですが、後続のために咲いたそばから切っていきます。

 桔梗の花が、秋を越えたら見られなくなってしまうことにてゅらみを覚えたわたくしさんは、あることを思いつきます。

 そりゎ……

ドライフラワー!


 さっそくインターネットで調べました。するとシリカゲルでドライフラワーができるとかなんとか!

 ゲル、、、?石破茂!(違います)

 偶然にも、パッパか、今は亡き祖母か、誰かが前にシリカゲルを4袋くらい買っておいたみたいです。

 この前に、「水分を吸い取る」という点で、DAISOのゲロ処理用の粉末で試したのですがダメでした。

 で、シリカゲルでやった結果、色が抜けました。

 数時間後…

 変な縮み方をしました。

 なので、最終手段をとることにしました。
 

 なんということはない。ドライフラワー用のシリカゲルを使うことにしました。
 seriaに売っています。

都会のSeriaにはなかったです。


 するとかなり綺麗めにドライフラワーになるのですが、水分がなくなるとかなり脆くなり、ドライフラワー用の細かい、砂のようなシリカゲルのなかから発掘するときに砕けます。

 タッパーにドライフラワー用のシリカゲルを厚めに敷き、下向きに入れ、出すときはタッパーを傾け、後ろのがく(萼ではなくて花托というところかもしれない)の部分を曝け出させ、そこを摘んで取り出せばいいのではないか、というのが何枚もの桔梗の花のミイラ屍を築いて導き出した案。

 そしてこの出来上がったドライフラワーたちを、こうする!

UVレジンで固める!!

 UVライト、たまたま廃棄を押し付けるためにモバイルバッテリーを持ち帰っていたため、その充電器が対応していてよかった。

 そして出来上がったのがこれ。
 酷すぎる。食用シリカゲルに放り込まれて色が抜けてた個体です。

 完成図を想像せず、見切り発車で、「ドライフラワーをレジンで閉じ込めたい」という衝動だけでやってしまった結果です。
 Instagramというのは罪ですよ!
 あんな簡単そうにできるかのような動画ばかりで…(急な責任転嫁)

 硬化中、化学反応なのかめっちゃ熱くなります。

 そして第二弾。わたくしはあきらめない!
 桔梗ちゃんを"永遠のもの"にするんだ!

 ちなみにコーティング液はいつまで経っても乾きませんでした。
 で、第二弾はこれ。

 大量に使いまくったんですがダメでした。

 ここで、そもそもわたくしは桔梗の花をどうしたいんだ…と思って、ふとキーホルダーという案が浮かび上がります。ドライフラワー生身では脆い。レジンは上手くいかない。キーホルダーに閉じ込めてしまえばいいのです!
 大昔、群馬県にある、体験型施設「たくみの里」

 で、押花をキーホルダーにした体験(体験そのものは覚えていないが物品は覚えていてマッマに訊いた)がありましたので…

左Seriaの右DAISO。政治思想の話ではない。

 Seriaでは丸平面タイプ、四角平面タイプ、立体タイプ、DAISOでは立体タイプを買いました。
 なんでそんな買ったのかというと、桔梗のドライフラワーが意外とデカかったからです。

良さみ!
 Seriaで買ったトレーシングペーパー素材の折紙を切り抜いて背景にしました。

 早めに勢いよくいくつも花を咲かせたせいか、これを試みる頃にはすで桔梗も体力を使い果たしたのか、花が小さくなっていました。
 花が小さくなったというか、蕾が小さいまま色付いて咲いてしまうというか。

 なので小さいのも裏側に入れました。

 これもちょっと他のと比べると小さめ。↑ほどではないが。

 最初に平面タイプのを作ったのですが、桔梗は立体的な花で、その立体性に美しさがあるので、平面に押し込めると寄れてしまうという。他に1つ試作品があったので、今回は花托という部分でいいのか、萼が伸びている元の膨らみを切って無理矢理に押し込めています。でも後述するのですがこれが一番、結果的にはデキがいいということになる。

何故ならば、数日後にこうなるからです。


謎の白み。

さらに数日後。

 帰る日の都合でドライフラワー用シリカゲルに入れておく期間が短かったからなのか、はたまた、素人の作るドライフラワーとはこういうものなのか、色が落ちていきました。

現在。

2つしかないですが、どれもほとんど99.7%白くなって、さらに黄ばみすらある。
 もはやドライフラワーではなく、腐りきることもカビることもできない花の骸。

 ドライフラワーでは脆く、レジンでもまた色抜け、そして綺麗に固められない。立体キーホルダーもダメ……

 花とは、その季節に咲き、季節を過ぎれば枯れ朽ちる。だから一生懸命で儚く、健気で、美しいのだ…


お黙り!

感傷など不要!

 花はいつでもいくつでも咲いていたほうがいいのだ!

 しかし所詮は花。人間も老いていく。それが有機"質"の定め。

ところでわたくしって、写真切り抜いてアクキーにしたよね?

!?

何ッ!?


ヒッ……

しかもこっちは他人の家の桔梗(公道に面しているところに鉢植えがあった)。

問1.この記事を書いた筆者の気持ちを答えよ。(95点)

答.SUZURIの宣伝がしたかった。



模範回答.BOOTHの宣伝がしたかった。