仮想通貨について 第1回
注)写真の出典はphotoacです。
今回は仮想通貨のシリーズの第1回です。(シリーズにするかどうかは視聴数を見てから考えます)。今回は仮想通貨の導入について話そうと思います。
第1章:仮想通貨とは?(定義)
2017年4月より執行された改正資金決済法では、仮想通貨は下記の通り定義されています。
資金決済に関する法律 第2条 5
一 物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値(電子機器その他の物に電子的方法により記録されているものに限り、本邦通貨及び外国通貨並びに通貨建資産を除く。次号において同じ。)であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
二 不特定の者を相手方として前号に掲げるものと相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの
とのことです。引用サイト:仮想通貨とは GMOコイン
第2章:仮想通貨の成り立ち
仮想通貨は2008年にサトシ・ナカモトという人物の論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」(ビットコイン:P2P電子通貨システム)をもとに誕生しました。そしてこの論文に触発された研究者やプログラマーにより2009年にビットコインが発行されました。ちなみにそのビットコインが初めて取引されたのは2010年の5月に当時1BTC=1セント以下だったときに2枚のピザを10000BTC(BTCはビットコインの単位です)で購入したときだとされています。先ほど見た価格では1BTC = 約87万円なので大体90万円だとすると今の価値で考えると2枚で90億円、1枚45億円の価値のあるピザとなります。ピザを売った人がまだビットコインを持っていたらピザとは思えない利益を手にしていることになります。
終わりに:
今回は時間の関係でものすごく短い記事となってしまいましたが次回仮想通貨の特徴について解説したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?