#114 そのときの自分にとっての、【書評】働き方5.0 これからの世界をつくる仲間たちへ
◾️はじめに
はい、落合縛りのラストは落合陽一さんのほうです。
そしてこの本はこれからの世界をつくる仲間たちへ、という本を新書化するにあたって加筆して働き方5.0として出された、ということです。
元々のほうはすでにあげてます。自分も社会も変わってることを実感。
◾️要約
コンピュータによって革命が起きている。
これまでの常識を捨て世界で何が起きているか考え抜くことが必要。
専門性をもって常識を疑い、突き詰める人たちが世界を変えていく。
これからの技術でしかなし得ないことで生活そのものが変わっていく。
自分の専門性がを突き詰め、言語化していく事が大切。
◾️感想
本って難しい。
本って面白い。
前の本を読んだのが3年前。
あれから3年たって自分も世界も変わった。
その状態で読んでみると同じ内容でもまた違った捉え方になってくる。
より深くその人の考えを知る、というのはこういう営みを繰り返すことなのかも。
Sクラス(ここでは本のクリエイティブクラスって言った方がいいのか?)の人がSクラスになるためのことを書いてるとして。
そうじゃないって思ってる人はどうしたらいいんだろ?
なれるぞ、クリエイティブクラスて思うべきなのか。
そういうことがある、というのを理解して自分の位置を見極める。
これが大切なんではないかと思いながら読んでみてます。
◾️要約(詳細)
◆第1章 人はやがてロボットとして生きる?
コンピュータは総当たり戦が得意で、これまでホワイトカラーが担ってきた仕事はコンピュータに勝てない。
一方、ギグエコノミーでは人間がインターフェースを担うことが求められており、ブルーカラーの重要性が増しているとも考えられる。
ITが起こした革命によって物理的リソースがなくとも資本家になることができるようになった。
求められているのはジェネラリストのホワイトカラーではなくクリエイティブクラス。
人の教えを学ぶ勉強ではなく唯一無二の研究をすることである。
そうでなければヒューマンインターフェースとしての役割しかなくロボットとして生きることになる。
◆第2章 今を戦うために知るべき時代性
文脈とはオリジナリティであり、それは以下の5つで確認できる。
-それによって誰が幸せになるのか
-なぜいま、その問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか
-過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したのか
-どこにいけばそれができるのか
-実現のためのスキルはほかの人が到達しにくいものか
ホワイトカラーはロボットに変わっていく中で戦っていくために自分に価値を生むことが必要。
そのため
-言語化する能力
-論理力
-思考体力
-世界70億を相手にすること
-経済感覚
-世界は人が回しているという意識
-専門性
が大切。特に専門性が重要。
◆第3章 天才ではない変態だ
これから求められるのは専門性であり、それは何かをコスト効率よくこなす天才ではなく、興味をもって当たり前を当たり前と思わず問題を生み出していく変態性が鍵になる
◾️アクション
・自分の専門性を探すため、これまでやってきたことを振り返る
・言語化していく。
◾️読みやすさ
★★