#134 頼っていいんよ 〜はじめてリーダーになる君へ〜
◾️はじめに
今月はリーダーについての本です。
こちらは2013年の本ですが売れた本であり、普遍的なことが書かれています。
◾️要約
・はじめてリーダーになる人はどうすればいい?
自分で全てやる必要はなく、甘えるべきところは甘えて互いに助け合えるチームを目指す。
・具体的には?
心構え、コミュニケーション、部下育成、マネジメント、チーム作りにおいて人重視、プロセス重視でリーダーとして振る舞う。
・するとどうなる?
助け合えるチームになり、成果を出せる
◾️感想
リーダーについて書かれた本です。
先週のリーダーの仮面と打って変わって、情熱、甘え、正直といった感情的なことが書かれた本です。
自分はどちらかと言えばこちらのやり方のリーダーかと思っているので、読んでて違和感はなかったです。
鈍感なのであまり感じていませんでしたが、村社会的に上の人が変わってもいうことを聞かない、どれどれどんなけやれるんだい、といった感じでなかなか最初からすんなりいかないケースもあるんだろうなと思います。
そんなときは自らやれることやって、少しずつ認めてもらう、ドラマのような展開がリアルでもあるんだなー、と思いました。
そこで大切なのは価値観、個人として何を大切にどう仕事と向き合ってるか、だと思うので、巻末にあったシートは凄くいいなと思いました。
自分のベクトルみせて共通点を見つけそこから広がる。そんなイメージです。
◾️要約(詳細)
◆第1章 [心構え]利口になるより、バカになろう
部下の優秀さを見つけて頼り、部下をやる気にさせることがリーダーの仕事。
自信が持てない時ほどやれることを一生懸命にやる。部下は人間性をみてる。
業績だけでなくやる気、努力を評価する。
問題はシェアし弱みを見せてもいい。
※ワンピースのルフィのように「剣も、料理もできない、けどなりたいものがある」といった感じでしょうか。
◆第2章 [コミュニケーション]本気で部下に甘えよう
部下を信頼し甘えることでチーム内に助け合う文化が生まれる。
リーダから積極的にコミュニケーションしケアをしてあげる。
人としての関心を持ち誠実に仕事で向き合うことが大切。
※では君は何ができる?
◆第3章 [部下育成]一人との向き合い方をみんながみている
業績だけで評価すると、業績は良くし続けれないから自分が業績が落ち込んだときにこうなるのか、と不安を抱える。
そのためちゃんとそういういわゆる落ちこぼれに対しても真摯に接することが大切。
人は弱い、という前提に立ち、寄り添っていいところを見つけ伸ばしてあげる工夫をすることが大切。
※立場が違う人がメンバーにいて、能力が足りてないと思ったときに、どうするか。
成長を促そう。
◆第4章 [マネジメント]結果よりも、プロセス(行動)を見る
プロセスを見て、真の目的のために何を変えれば良いかをチームで一緒に話し合う。
考えるように促し、現場に即した解決策を導く。
トライと検証を繰り返す。
※トライと検証 仮説をつくり検証していくってことですね。
◆第5章 [チーム作り]正直で助け合えるチームを作る
強いチームはメンバーみんなで作る。
部下にどんどん発言させ、チームにいかに貢献できるかを考えさせる。
チームで解決できる状態にすることがリーダーの役目。
※個が周りに対して関心を持ち、助け合う。
まさに日本的。いい意味ですよ。
人は人を見て育つので、石垣型のほうが、レンガ型より石自体が大きくなる余地があるのかも。
※石垣型かレンガ型かはこちらから
◾️アクション
メンバに発言させる。
チームとしての発言量を増やす。
チームでの実行力の向上。
◾️ハッシュタグ
#toki minami
#はじめてリーダーになる君へ
#リーダー
#リーダーシップ
#浅井 浩一