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【育休中】 初めての司法書士試験

受験のきっかけ

2022年の秋頃から産休に入ることになり、せっかくなら新しいことにチャレンジしたいという気持ちから、司法書士試験の受験を考え始めた。

以前から司法書士試験の存在は知りながらも、

・試験科目が多いらしい…
・記述問題があるらしい…

ということで、漠然と大変そう。。。というイメージから受験せずにいた。

産休に先立ち、溜まっていた有給休暇を消化することも決まっていたので、出産前にある程度勉強を進めるつもりで、フォーサイトの司法書士講座を申し込んだ。

しかし。。。

全く進まぬ勉強

いざ、休職期間に入ったものの、とにかく体が重い、、、

妊娠後期の大きなお腹で椅子に座って勉強!ということが私はできず、つい、いつもベッドの上で生活をしてしまう日々。

そして妊娠中の尋常じゃない眠気

少しテキストを読もうものなら恐ろしい眠気が襲ってきて結局勉強ができず、そのまま出産を迎えた。

産後からリスタート

さて、2023年はじめに出産を終え、やっと体が回復してきた頃には本試験まで5ヶ月。。

さて、どうしよう。

夜間の授乳で毎日眠い。眠い。眠い。

しかし既にフォーサイトに申し込みをしていたこと、
そして産休・育休で仕事から離れているうちに日々感じるようになった不安から

諦めるのを諦めて、このままお試しでもいいから受験をしようと決意。

圧倒的に時間が足りない!!!!!!


というのは最初から承知の上でも、やっぱり時間が足りない。

特に勉強を始めた2月、3月は夜間も授乳でとにかく睡眠不足。
なかなか時間が取れないもどかしさを感じながらも少しずつ少しずつ勉強を進めていき、

5月、6月に入ってからは

抱っこしながら
授乳しながら
寝かしつけしながら
髪乾かしながら

使える「ながら」時間をフルに活用して勉強。

マイナー科目は5月下旬に1日1科目ペース

記述式対策は6月に入ってからスタート


詳しい勉強方法はここでは割愛するが、とにかくギリギリのスケジュールの中、何とか準備を進めていく。

本試験当日

司法書士試験の初めの難関は、

朝が早い!!!

元々ロングスリーパー、そして授乳関係で夜遅く寝ることがあったりと

育休中の起床時間はだいたい9時ごろ。
もちろん本試験を意識して、6月からは7時代に起きる練習はしていたものの、なかなか起きられず。

起きれたとしても、頭が働かず。。。

ちゃんと起きれるのかが不安の種だった。

朝5時半に赤ちゃん起床

5月くらいからは、夜間は寝てくれることが多かった赤ちゃん。
しかし6月に入ってからは、夜間・早朝に目覚める日がちらほら。

そして本試験当日は、朝5時半にお目覚め・・・!

いやまだ眠い。。。ミルク作りを夫に託し、あと1時間は寝ようと目をつぶる。

が、全く眠れない・・・

しばらく粘ったものの、やはり眠れず、諦めて完全に目を覚ますためにシャワーを浴び、会場へ。

教室はどこでしょうか?

さて、とりあえず最初の関門、早起きはクリアして会場へ。

受験会場の張り紙を見る。
ほうほう地下ね。

人の流れについていき、会場の建物に入る。

地下への階段が見当たらない笑

前を歩いていた受験生の方が、

「地下ってどうやって行くんですか?」

と、会場のスタッフに聞いている。

「あー、えーっととりあえずエレベーターで行ってください」
慌てた感じで答え、さっと立ち去るスタッフ。

え、エレベーター?
と思いつつも、見当たらない階段を探している時間はないので
エレベーター待ちに並んでやっと地下へ。

結局帰る頃に、入り口自体を間違えていたっぽいことに気付いたものの、
まさか教室にたどり着くこと自体に苦戦するとは笑

(ちなみにお手洗いもなかなかの行列で、時間ギリギリになった。)

午前試験

ここでつまずくと、午後のやる気が全く無くなるであろうことが予想されたので、前日に民法の3300選をひたすら進めていた。

その甲斐あってか、思ったよりすんなり進む午前

午後試験

時間配分は、

択一 1時間
記述 2時間

と決めていた。

何とか択一を1時間で済ませ、いざ不動産登記法の記述へ!!

え、譲渡担保×名変

譲渡担保の抹消をする、ということはわかったものの
名変登記をどうすればいいのかがわからず

。。。。。

そして、添付情報の記載の仕方もなかなかめんどくさい。

不動産登記法をやっているうちに、1時間をオーバーしてしまい
泣く泣く、商業登記法に。

記述式は、勉強不足で頑張って回答欄を埋めたものの、ミスだらけ。。。

帰りの電車で例年の基準点、合格点を調べる

午前択一、午後択一、記述式で基準点があるらしいということは知っていた。

だから、バランスよく勉強をしなければいけない、という意識はあった。

でも、試験が終わるまで、その基準点とやらが何点くらいを指すのかということを私は知らなかった。

というのも、それを調べる余裕すらなく、その時間すら勉強する時間に使いたいと思っていたからだ。

あれ、意外と択一点数が取れている


くったくたになって帰宅後、各予備校が発表している合格速報を見る
(多分、フォーサイト司法書士講座は発表していない気がする)

自己採点

午前択一 31問正解
午後択一 31問正解

うーん、、、
これは、作戦を間違えただろうか。

実は、時間がない中、直近の過去問を解くよりは、書店に並んでいる予想問題集を数冊取り組む方がいいのでは?と思い対策をしていた。

6月中に3種類の予想問題集をやったものの、どれも択一は惨憺たる結果。
これはやばいぞ。。。

と、記述式対策を始めた6月にも、択一のために時間を割いてた。


ところが蓋を開けたら、択一が意外とそれらより簡単で、記述が難しい。。。。

記述対策はちゃんと過去問をやらないとダメだ

そんな知見を得た。

まとめ

記述は残念だったものの、何とか合格するための勉強法は見えた(気がする)。

ここまで2000字を超えてしまったので、また改めて司法書士試験について自分の記録として残していきたい。









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