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ハヤブサ消防団_20221106

半沢直樹シリーズの池井戸潤氏の新作を読みました。

池井戸作品と言えば、半沢直樹や下町ロケットなどのお仕事系やノーサイドゲームのようなスポーツ系がメジャーですが、いずれもムネ熱な展開で、読後は「オレも頑張ろ!」的なマインドにさせてくれる日曜劇場にぴったりなモノが多いですが、今回はサスペンス的な要素が強い作品です。

推理小説家の主人公が、父親の生家に移住し消防団に加入してから、地区で起こる連続放火事件に巻き込まれて…てなよくある感じですが、作品に出てくる地区は筆者の地元岐阜の田舎町をベースにしていて風景描写が素晴らしいですね。

いま話題の新興宗教問題も絡んでたりしてタイムリー感もありつつ、どんでん返しもあって、全く飽きることなく楽しめました。

こんな新作が、ほぼ待つことなく借りられる村の図書館サイコーですね。
文京区の図書館だったら、たぶん2年くらい経たないと借りられだろうし…
これだけでも移住してよかったと思ってしまいます(笑)

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