企業が取り組むウェルビーイング、実現のために実施したこと
こんにちは、ダブルス・パートナーズ広報です。
2024年が明けてから3ヵ月が経過し、それぞれ「まだ・もう」を感じていると思いますが、そうこうしているうちに年度の始まりが訪れます。
年始に「今年はこれをやるぞ!」とか「こうなるぞ!」とか、決意を固めたばかりですが、4月は4月で大事なことを考える時期ですよね。
ということで、今回のテーマは「ウェルビーイング」について考えていきたいと思います。
これまで、ことあるごとにスタッフの「仕事」と「プライベート」の充実が大事と言い放ってきたつもりですが、ひとつの単語にすると「ウェルビーイング」になると認識しました。
テーマとしては大きいのですが、企業・個人としてそれぞれできることってなんだ?という観点から、実施してきたことをみていきたいと思います。
ウェルビーイングとは?
実は、SDGsの3番目の目標である「すべての人に健康と福祉を(Good Health and Well-Being)」に、言葉としてウェルビーイングが含まれていることをご存知でしたか?
すべてが満たされた状態にある
なんとも抽象的な表現ですね。それゆえ個々で考え方や答えも違い、はっきりと示せるものなのか?と疑問に思ってしまうのと同時に、そんな状態が果たして続くのだろうか?って声も聞こえてきそうです…
満たされる状態がまだはっきり分かりませんが、そういう状態がずっと続くのはかなり難しいと感じます。だからこそ尊い。
これは人類が歩むべき、目指すべき道(考え方)なのかも知れません。
ココロとカラダを満たす
「満たされる状態」を分かりやすく理解していくために、まずココロとカラダを満たすために何が必要か考えていきます。
①バランスの取れた食事
栄養バランスの取れた食事を摂取し、適切な栄養素を体に取り入れることが、健康な身体と健康な精神の両方に影響を与えます。
②適度な運動
日常的な運動を行うことで身体を健康に保ちます。有酸素運動や筋力トレーニングなど、バランスの良い運動を取り入れることが脳の活性化とストレス軽減にもつながります。
③十分な睡眠
十分な睡眠を確保することで、身体と精神の回復を促進します。睡眠不足はストレスや健康問題の原因となる可能性があります。
ごくごく一般的で、ド定番な「食事、睡眠、適度な運動」です。みなさんもよく耳にしているハズです。
その他にも、「ストレス管理」や「メンタルヘルスのケア」、「社会的つながり」など、心の健康に重要な役割を果たすものが多くありますが、定期的な健康チェックを受けることで、早期に問題を発見し、適切な対策を取ることができます。
原因が分からずに、なんか調子悪いな~だと、何をすればいいのか分からないので、まず「知る」ことが大事です。
5大要素
ド定番の「食事、睡眠、適度な運動」に加えて、ウェルビーイングの概念として有名なものに、「PERMA」という指標があります。
人は、以下の5つの要素を満たしていると幸せである、とするもの。
頭文字をとって「PERMA」と呼ばれています。
さて、ここまで読んでくると、最初に抱いていた抽象的な「すべてが満たされた状態」が、徐々に分解できて分かり易くなってきたのではないでしょうか?
分かったところで、これらを一気に対策していくのは難しいのですが、できることからコツコツと、が基本です。特に食事、睡眠は毎日のことですから、「継続はチカラなり」を身を持って痛感すると思います。
ウェルビーイングから企業が得られるメリット
企業がウェルビーイングを高めるために実施することで得られるメリットについて考えてみます。
メンタル不全による離職者の減少
企業がウェルビーイングを追求すれば、そこで働くスタッフは精神的な健康を保つことができるようになります。
すると、取り組みを行わないときよりもメンタル不全に陥る方が少なくなり、離職につながるリスクを軽減できます。
労働生産性の向上
ウェルビーイングが向上することで、スタッフの働く意欲や生産性が向上することが分かってきています。
すると、業績が良くなり、企業にとっては利益率の向上につながります。
企業としてサポートできることって?
健康診断の実施
スタッフの健康状態をチェックするため、年に1回の健康診断は欠かせません。健康状態に不安を抱えてしまうと、本来のパフォーマンスを発揮することができなくなってしまうからです。
「健康診断」や「ストレスチェック」は、法的に定められた義務のため、実施していない企業はないと思いますが、実施が目的にならないために、しっかりと対策を実施するようにしなければいけません。
働き方の改善
「残業時間」が基準を超えそうな場合や、「休暇取得」が規定日数を満たしてなそうな場合、スタッフに直接指導を行っています。
これを実施することで、労働環境の改善につながります。
働き方改革により、また、テレワークの導入で仕事とプライベートのバランスを取りやすくなり、以前より自分の時間が増えたと感じるスタッフも多いかもしれません。
社内コミュニケーションとチームビルディング
オープンで透明性のあるコミュニケーション文化を促進し、スタッフが互いにサポートし合える環境を作るために実施したことがこちらです。
<チームデイ>
月に一度、各チーム(部署)のみんなで出社日を合わせ、席(上の写真、ラウンジ席に集まる)も近くで会話しやすい距離、環境を作り出しています。
<ランチ補助>
普段交流のないスタッフ間のコミュニケーションを促進する目的で、月に3回まで、ランチ代1,000円の補助を実施しました。
2,000円くらいの高級ランチを半額で食べれた!とテンション高めなスタッフから喜びの声もあがっていました。
ベースアップと決算賞与(インセンティブと報酬プログラム)
成果に対する適切な報酬やインセンティブを提供することで、スタッフのモチベーションを向上させます。
2023年には一律2万円のベースアップも行い、過去6年で5回の決算賞与を支給することができました。
作業環境の改善
スタッフの生産性や満足度を高めるために、快適で健康的な作業環境を整えることに注力しています。
2023年2月に本社移転を行い、2024年春に福岡オフィス開所予定、そして2024年6月には熊本オフィスを移転し、作業環境の改善に取り組み中です。
まとめ
主な取り組みをまとめるとこちらです。
企業がウェルビーイングを実現するために取り組んむべきことは多岐にわたりますが、スタッフのココロとカラダの健康を重視し、生産性や満足度を向上させるために、上記の事柄に取り組んできました。
これでもすべてを満たすことはできませんが、それでも、企業としてできることは惜しまず、ウェルビーイング向上を実現するために継続していきたいと思います。
今後、組織全体のパフォーマンスやエンゲージメントの向上が、結果として実感できる日がくることを信じて、スタッフ一同ポジティブな気持ちを持って精進してまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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