司法試験での使用教材(民訴法)
こんばんは。
本日は民訴の使用教材をご紹介します。
①民事訴訟法 第2版 (LEGAL QUEST)
ブックオフで500円くらいで2版が売っていたので、買いました。
3版で追加された箇所のみ、図書館でコピーしてこれに挟んでいました。
基本的理解はリークエで十分だと思います。論証作成・加筆・修正の際に適宜参照しました。
②民事訴訟法(瀬木)
裁判官出身の先生が執筆された本です。
早稲田ローの民訴の演習講義で扱われている内容と親和性があったので、在学中に図書館で参照し、延期期間に実家に帰省した際に思い切って購入しました。
相殺の抗弁と既判力の問題や複雑訴訟の問題は、私はこれを読んで理解がはかどりました。
受験界ではリークエや重点講義やイトマコが有名かと思いますが、個人的には民訴の基本書としてはこれらに匹敵(あるいはそれ以上)の著書ではないかと思います。
③重点講義民事訴訟法 第2版補訂版
有名なJKです。ローの上記演習講義で先生の採っている見解がJKと親和性があったので、内容確認のために該当箇所のみ参照しました。
がっつり使ったわけではありません。
ロー受験期によく「東大ロー生がJKを辞書のように持ち歩いてる」なんて話を聞いており、これ読まないと受からんのかって思ってましたが全然そんなことなかったです。
辞書感覚で使えばいいと思います。
④判例百選(第5版)
い つ も の。
でも民訴は試験に出そうな事件は解説まで目を通していました。
判例ベースの出題がロー入試・期末・司法試験すべてで多いので、読んでおいたほうがいいんじゃないかなと思ってます。
⑤解析 民事訴訟
民訴を演習していく中で旧試験の問題もちょこちょこやりました。
その際に読みました。
⑥基礎演習民事訴訟法 <第3版>
2年次の期末試験前に、問題演習がしたいと思って使っていました。
それ以降はあまり使っていない記憶、、、。
⑦授業レジュメ(演習問題など)、期末試験過去問(早稲田ロー)
さっきからちょこちょこ言及している早稲田ローの演習授業の課題や期末試験の過去問です。
百選判例の射程を問う問題が頻出だったので、既存の知識を使って応用的に考える訓練ができて非常によかったです。
あと、(訴訟共同なんかではよく出ますが)実体法の視点も交えて解答を考える問題が連発され、実体法的視点から考えてみると、それまで難しく思っていた問題が意外と簡単なのかもと思う場面が多々あり、苦手意識が解消されました。
これをこなしていたので、本試験の民訴も自信を持って望めたかと思います。
⑧趣旨規範ハンドブック
(近々新版が出るようですね。)
一元化教材のベースにしていました。
これに上記教材で抑えたほうがいいポイントを書き加えていきました。
ゼロベースからまとめノートを作るのは時間がめちゃくちゃかかるので、ある程度ベースがしっかりしているものにまとめたい場合にはおすすめです。
⑨論点処理マニュアル
BEXAの沢田先生が販売されている教材です。
論証のベースはこれで固めました。
明日九州は寒いそうで。布団から出るの苦戦しそう。
また更新します。