便利になった分、セキュリティにご用心
トム・クルーズ主演の大ヒットシリーズ「ミッション:インポッシブル」シリーズの初回作品のなかでCIA本部に潜入するシーンがある。重要情報を管理するその場所には、カードやパスワードのみならず声紋認証や虹彩認識などをパスする必要があった。公開当時からするとなかなかなハイテクだった(映画の中では結局、ローテクな術を使ったイーサン(トム)たちにやられてしまうのだが)。
ここ最近はいろいろな認証機能が発達している。AI(人工知能)自体とそれを使った認証システムの開発がものすごいスピードで進んでいる。レジなし店員なしで買い物できるコンビニができたときはそこまで来たかと驚いた。
12月2日をもって、従来の健康保険証の新規発行が終了し、マイナ保険証への移行が本格的にスタートした。それに伴うマイナンバーカードの新規発行の手続きで役所の窓口が混雑していたとニュースでやっていた。
そのニュースの記事で、「主婦(75)は『カードを機械にかざして暗証番号を入れるだけで受け付けができた』とほっとした様子。」とあった。便利になることはありがたいが、セキュリティについて各々が気をつけなくてはならない。
「なお、このテープは五秒後に消滅する」
ミッション・インポッシブルシリーズの冒頭におけるお決まりのシーン。極秘任務が記録されたテープは再生後その場で焼却などで消滅する。われわれも、各々の行動に責任を持って、各々の情報はしっかり守らなくてはならない。
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