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PDCAサイクルの上位互換「PDRサイクル」

-「PDCAサイクル」って皆さん聞いたことはありますよね?-

これはP(Plan)D(Do)C(Check)A(Action)で構成される、物事を円滑に進める為の考え方になります。以下の写真が分かりやすいですね。

PDCAサイクルについて

現在でも、この考えを当て嵌めて考える会社は沢山存在します。このPDCAのサイクルを回し続ける事によって、徐々に改善を図りつつ限りなく成功に近づける。以上のような方法で広く採用されています。

-PDCAって誰がどうやって生み出した概念なの?-

PDCAサイクルは戦後の日本、いわゆる工業化社会において「一つの製品を如何に効率良く生産できるか」を追求した結果生まれました。そこではまず設計図(Plan)を立てて、実行してみる。そしてそれを評価し更に改善する。このサイクルが、一つの製品を開発するのに一番効率が良い考えとされていたんですね。

工業化社会

このPDCAという概念は、以上のような生産過程を英文字に上手く置き換え、より大衆の考えとして広がるよう、頭文字を取った形で生まれたのです。

-PDCAという考えはもう時代遅れなのである-

しかしこの戦後に作られた概念は、現代の「情報化社会」でも通用するのでしょうか?。工業化社会の時代では、一つの製品を作るのに「一年以上」の時間が掛けられていました。しかし目まぐるしく変化する現代では、一つの画期的な製品が生まれたとしても、数ヶ月後には大衆の記憶から忘れられてしまうのが現状です。

情報化社会

要するに「PDCAサイクル」では現代の変化のスピードに追いつけず、常に手遅れ状態になってしまうのです。こうした考えを、今でも取り入れている会社は沢山存在しますが、果たして時代に取り残されずに済むのでしょうか??

-PDCAを凌駕する「PDRサイクル」-

PDCAサイクルを現代に合わせて作り変えたのが、「PDRサイクル」です。

これはP(Prep)D(Do)R(Review)で構成されています。1番の特徴としては、「Plan」の過程を無視している点です。以下にPDRサイクルの手順をご紹介します。

1.Prep「準備」
Prepとは「準備」という意味がありますが、これは自分が目標を達成するにはまず、何を準備する必要があるのか?これを考察します。例えば動画編集を勉強したいのであれば、編集ソフトや機材を揃える必要があるし、勉強はYoutube見れば大体学べるから学校に通う必要は無いだとか、取捨選択していきます。

2.Do「実行」
Doの段階では準備した内容を基に、何かしら目標に直結する行動を取ります。ここではなるべく1日で達成できるような、なるべく「小さな行動」を意識してみて下さい。

3.Review「反省」
 Reviewでは、Doで実行した内容で「良かった部分」と「悪かった部分」を同時に明瞭化し、どうすれば次の行動がより良くなるか改善案を考えます。

以上にように「Plan(計画)」の部分を無視する事で、変化の激しい現代に順応しようというのが、PDRサイクルとなります。最後にこのサイクルを回す上で、重要な点をお伝えします。

-大きな成功ではなく、「小さな成功」を積み重ねる事-

PDCAサイクルの生まれた時代では、一つの大きな成功を納める事が良いと扱われてきました。
しかし変化の激しい現代では、例え大きな成功を為し得てもすぐ時代に置いてかれてしまいます。そこで「PDRサイクル」のように「小さな成功」を如何に積み重ねていくのか、これが重要となります。

「PDRサイクル」については以下の動画を参考にしています。是非覗いてみて下さい。


以上。お読み頂きありがとうございました。
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