【ヒツオさん編】 あなたの「オススメ記事」を教えて下さい! -企画- #4
この記事では、「あなたの『オススメ記事』を教えて下さい」という企画にて、エントリーして下さった方の記事を紹介します。
まだまだエントリーは募集していますので、興味がある方はご参加下さい。
※募集停止する場合もあります
1.ヒツオさん
今回ご紹介するNoterさんは「ヒツオさん」です。
ヒツオさんは現役の高校教員で、Noteでは主に「歴史系」の記事を投稿されています。「授業が楽しい!」をモットーに、子供から大人までが「わかりやすくてためになる」歴史コラムを読むことができます。
私が特に興味を持ったのが「魔女狩りって何それ?コワい!」「カノッサの屈辱の時もメダル噛んだの?」の2つ記事です。1つは最近ニュースで報道された、河村たかし市長(名古屋市)の「メダル噛み騒動」について、歴史上の「カノッサの屈辱」との共通項を考察されています。
(とてもわかりやすかったです...🙏)
また「魔女狩り」についての記事ですが、「魔女はテキトーな女性をピックアップしていた」「魔女として火刑に処されるか、そうなる前に拷問で死ぬか」というお話には背筋が凍らされますね(笑)
◉「魔女狩りって何それ?コワい!」についてはこちら↓
◉「カノッサの屈辱の時もメダル噛んだの?」についてはこちら↓
2.ヒツオさんの「オススメ記事」
ヒツオさんのオススメ記事は「言霊信仰-どうしてすぐに君の名を呼ぶの?」です。
◉記事はこちら↓
タイトルにある「言霊信仰(ことだましんこう)」とは、「言葉に宿ると信じられた霊的な力」という意味を持っています。
最近ビジネス書でも「相手の名前をしっかり覚えて使う」ことを重要視する書籍を多く見かけます。名前で呼び合うと、何処か相手との心の距離が近づく気がしますよね。
そんな「言葉に宿る力(言霊信仰)」は奈良時代にまで遡ります。
【記事のオススメポイント!】
・「名前はその人そのもの」である
・言葉は「神」である
Noterの皆さんは記事を執筆する分、言葉と触れ合う機会が多いので興味深い記事かもしれません。
記事のポイントその1:「名前はその人そのもの」である
日本では昔から「名前はその人そのもの」という考えがあり、簡単に自分の名前を明かさなかったそうです。要するに「相手の名前(本名)を呼ぶこと」は「相手の全てを自分のものにすること」と同意義とされていたのです。
特に「女性の本名を知ることができるのは、その家族か、結婚相手だけ」という文化があり、「女性の本名を呼ぶ=プロポーズ」とされていました。
現代に生きる私たちも、相手の名前を大事にし、しっかりと呼ぶようにしていきたいですね。
記事のポイントその2:言葉は「神」である
皆さんも一度は聞いたことがある奈良時代の歌集『万葉集』、その編集者の「大伴家持(おおとものやかもち)」が以下の言葉を残しています。
「言葉は神である」
この考えを「言霊信仰(ことだましんこう)」と呼ぶのです。お葬式で「重ね重ね」や「繰り返し」などの「忌み言葉」を使ってはならないのも、言霊信仰の名残とされています。
日本では「言葉」が神として扱われていたなんて意外ですよね。また記事では「言葉を自由自在に操ることができる『歌人』は、奈良時代には特別な存在」と解説されており、奈良時代の言葉に対する信仰が伺えます。
3.まとめ
第4回は「ヒツオさん」の「言霊信仰-どうしてすぐに君の名を呼ぶの?」を紹介させていただきました。
記事では奈良時代に作られた歌を背景に、さらに詳しく解説されています。「小学生から大人まで」誰でも手軽に読める記事となっています。
また私自身「相手の名前を呼ぶ」という行為を、改めて見直すキッカケになりました。
読者の皆さんも、ぜひ興味がありましたら「ヒツオさんの記事」を覗いてみて下さいね。
◉記事はこちら↓
◉今回の企画の概要↓
◉専用マガジン↓
4.企画参加者
第2-3回に紹介させていただいたNoterさんの記事を添付しています。
※企画にエントリーして下さった方の交流促進のため
◉Fさん
◉山田 太郎さん