ライティングを学ぶ意義
こんにちは、にょびたです。
私は若い頃から、あまりテレビドラマは見ないのですが、その私が以前、毎週楽しみに見ていたのがTBSの「JIN -仁-」です。
その「JIN -仁-」が長らくAmazon Primeでは見れない状態だったのですが、先日確認してみたら、いつの間にかAmazon Primeで視聴できるようになっていました。
原作の漫画は読んだことはありませんが、テレビ版の「JIN -仁-」は見る度に涙がこらえられないほど、私の琴線に触れるのです。
昔、職場の同僚に聞いたところによると、原作の方はそれ程感動するものではないとのことで、テレビドラマにする時に脚本家が、このような感動ストーリーに仕立て上げたようですね。
テレビドラマの「JIN -仁-」は、テレビ放映はもちろん、Amazon Primeで何度も繰り返し視聴しているので、
次に何が起こるのかストーリーは覚えていますし、自分が感動する場面も覚えているのですが、その場面が来たら毎回感動の涙を流しています。
さて、
noteでの活動が1年以上続きました。
その中で、最近私のことを知ったという読者の方も多いと思います。
そこで、「なぜ私がライティングについて情報発信しているのか」について、もう一度述べておこうと思います。
というのも、
他の方のnoteを見ていた時、
「noteでは『ライティング力』とか『文章力』についての記事を書くのが流行っているようですが、それよりも文章に書いてある内容に価値があるかどうかが重要である」
という主張を目にしました。
確かに、私も文章に書かれている内容に価値があることは大切だと思いますが、それだけではダメだと思います。
なぜなら、人に伝わりやすい文章の書き方やコツを知らないがゆえに、「理解できないくらい難解な文章を書く人」がいることを経験したことがあるからです。
では早速、その「ライティングについて情報発信する様になったキッカケ」になったエピソードから話していくことにしましょう。
この記事を読めば、私がどのような考えでライティングについて情報発信しているのかを知ることができるだけでなく、
「ライティングの役割」や「今後マスターすべきライティング」についても理解することができるでしょう。
ライティングについて、私が情報発信する様になったキッカケ
以前、いわゆる機械オンチの友人から「メルマガの設定をしてくれないか?」と言われました。
友人は、機械的なものに対する苦手意識から、メルマガスタンドの使い方に不安があったのです。
大した時間もいらないし、友人ということもあって、そのメルマガのお手伝いをすることにしました。
その頃の私はコピーライティングを既に学んでいたので、せっかくなので友人の文章の添削も同時にすることにしました。
そして、
友人にメルマガ用の文章を送ってもらい読んでみると・・・
全く意味がわからなかったのです。(笑)
その文章はまるで暗号の様に、パッと読むだけでは理解できない程、難解な文章だったのです。
私は友人に、
「読者に伝えたいメインメッセージは何?」
と質問したのですが、明確な答えは返ってきませんでした。
おそらく友人は、「何となく言いたいことを文章にした」という感じなのでしょう。本人も明確に何を伝えたかったのか意識できていないようでした。
そこで、友人ということもあるので、その難解なメルマガの文章を何度も何度も読み、何を伝えたかったのか読み取ることに。
暗号のようなメルマガを読み続けているうちに、伝えたいメッセージがわかり、なぜ難解な文章になったのか原因がわかったので友人に伝えました。その時は、最初ということもあり、私がリライトしてメルマガを発行しました。
ちなみにその原因は「伝えたいメッセージが3つも入っているにも関わらず、明確な区切りがないため、いつの間にか話題が変わっている」というものでした。
この体験を通して、私はライティングスキルが未熟で、読み手に伝えたいことが伝わらない文章を書く人がいることを知りました。
すなわち、
文章の内容がどれだけ良く価値があったとしても、伝え方を知らないだけで、その内容が読者に全く伝わらない事があるのです。
そして、私が持っているライティングについての知識を発信することで、読者に伝えたい事が伝わる文章を書ける人が一人でも多くなればと思い、今はnoteに執筆している次第です。
ライティングの役割
次に、私の考える「ライティングの役割」について述べたいと思います。
以前、私がセールスライティングを学んでいた頃、ライティングの役割は
「見込み客に商品やサービスを欲しいと感じてもらい、購入してもらう為」
という考えでした。
ところが、今では
「適切な人に適切なメッセージを伝える役割」
という認識に変化しました。
これは、セールスライティングは、「商品やサービスを購入してもらう為のライティング」なのに対して、現在私が必要だと思うライティングは、「その前段階で書き手の文章を読んでもらう為のライティング」だと考えているからです。
これだけだと何を言っているか意味がわからないと思いますので、もう少し詳しく説明しますね。
インターネット上では、バーナー広告だったり、Youtubeの広告動画だったりと、様々な広告を毎日見聞きすると思います。
しかし、その広告をあなたは真剣に見ているでしょうか?
もちろん、広告を見る前から欲しいと思っている物の広告は見ると思います。それは、あなたがその物に興味があるからです。
一方、興味も関心もない物の広告がYoutube上で流れても、広告をスキップして無視しますよね。
このように、情報過多の時代に「広告」は基本的に無視されます。
そこで、広告を見てもらう為に、制作者側はあの手この手で人の興味を惹こうと工夫をこらしています。
ところが、
日本のネット広告、特に情報商材においては、今も昔も詐欺的な広告が蔓延しています。
その結果「ネット広告」の信頼が落ちてしまっているのです。
先ほども言ったように、元々広告は見られないのにも関わらず、詐欺的な「ネット広告」のせいで、さらに拍車をかけているのです。
今後マスターすべきライティングとは
では今後、広告ないしライティングは、どのようなものが必要になるのでしょうか?
その答えの一つとして、
「『何が』から『誰が』の時代へ」で書いたように、商品やサービスではなく、書き手本人に興味を持ってもらい、さらにはファンや熱烈な読者になってもらうという方法があります。
詳しくは下記のリンクから記事をお読みください。
簡単に説明すると、
書き手の人間的な魅力で読者を惹きつけることで、書き手の話を無条件で聞いてもらえる状態にするのです。
そうでなければ、力業で無理やりライティングでどうにかしようとしても、以前のセールスライティングだけでは、どんどん疲弊するだけで、広告効果は上がるどころか下がっていくと思います。
そして、見込み客の興味を惹くために、今後さらに過激な内容の広告が増えていく流れになっていると私は考えています。
しかし、過激な広告は頑張れば頑張るほど、ただただ胡散臭くなっていくだけで、ネット広告の信頼性はますます失われるでしょう。
だからこそ、新たな視点のライティングへパラダイムシフトする必要があり、それが「書き手の魅力で読者を惹きつけるライティング」なのです。
では、具体的に「書き手の魅力で読者を惹きつけるライティング」とは、どのように書き手の魅力を文章で表現すれば良いのか?という話になるのですが、
それは以前書いた記事でご紹介しているので、下記リンクから記事をお読みください。
編集後記
今回は「ライティングを学ぶ意義」と題して、ライティングの役割や、今後マスターすべきライティングについて書きました。
従来のセールスライティングやコピーライティングだけでは今後苦しくなると述べましたが、もちろん全く意味がないわけではありません。
わかりやすく商品・サービスの良さを伝えたり、読みやすい文章を書くのには有効なスキルです。
なので、もしあなたが、現在従来のセールスライティングやコピーライティングを学ばれているのなら、それをまずはしっかりと身につけてください。
ただ、従来のセールスライティングの先に、さらなるステップがあることを頭の片隅に入れておいていただき、あなたが必要だと感じた時、私のnoteに戻ってきてもらえればと思っています。