「適当」と「テキトー」の使い分け
こんにちは、にょびたです。
最近、朝晩は涼しいというか、少し寒い日も多くなってきましたが、日中との寒暖差で私はやられ、風邪を引いたみたいです。
今朝、起きた時から喉が軽く腫れているのと、体がだるいので、葛根湯を飲んで、せんねん灸太陽で「大椎」というツボを温めています。
ただ、朝から体がだるいのは、1日のスタートを失敗したようで、本当にダルいですね〜。
さて、
あなたは「適当」と「テキトー」を見て、どの様に感じますでしょうか?
私の中ではこの二つは文章の中で使う時には、完全に使い分けて書いているのですが、それにはこの二つの言葉を、まずは定義する必要があります。
多くの人は、言葉を何となく使っていると思いますが、読者には言わなくても、しっかりと言葉の定義をした上で文章を書く事は、細かいかもしれませんが非常に大切です。
なぜなら、その定義というのは、文章から何となく読者に伝わるからです。そして、どの様な定義をしたかということは、後述することに繋がるのです。
そこで今回は、「適当」と「テキトー」の使い分けを題材に、言葉の定義について述べていきたいと思います。
この記事を読めば、言葉を定義することが大切な事だとわかるだけでなく、定義した言葉によって「個性」が表現されることも理解する事ができるでしょう。
「適当」と「テキト」ーの定義
まずは、私が定義している「適当」と「テキトー」について書いていくことにしましょう。
Google先生で「適当」と検索したところ、以下のような検索結果が出ました。
つまり、「適当」とは「良い塩梅」とか「ちょうど良い」という意味であり、ネガティブな意味は基本的には無いことがわかります。
しかし一方で、「てきとうな人間」といった感じで使われる場合、「てきとう」には「雑」とか「なおざり」といったネガティブな意味があります。
そこで、私は「良い塩梅」や「ちょうど良い」という意味の「てきとう」を「適当」と、「雑」や「なおざり」という意味の「てきとう」を「テキトー」と定義したのです。
なので、良い意味では「適当」、悪い意味では「テキトー」と、私は使い分けて文章を書いているのです。
自分で言葉を定義しておく
先ほどは私が定義する「適当」と「テキトー」の意味から、その使い分けについてご紹介しました。
では、なぜ私はその様な事をしたのでしょうか?
それは、「てきとう」を良い意味と悪い意味のどちらも「適当」と書いた場合、読者がどちらの意味なのか、文脈から判断する必要があると思ったからです。
それはつまり、読解力の違いによって間違って捉えられ、誤解を与える可能性があるからです。
また、こちらが「適当」と「テキトー」の定義をして使い分けることで、読者が読みやすくなると思ったからです。
このように、文章を書くときの言葉を書き手が定義しておくことで、誤解を防いだり、書き手の意図をしっかりと伝える効果があるので、何となく言葉を使うのではなく、必要に応じて書き手なりの定義をすることが大切なのです。
普段は社会一般的な言葉の定義で済むことが多いとは思いますが、必要に応じて適宜言葉を定義することをオススメします。
言葉の使い分けが一つの個性となる
書き手がどの言葉をチョイスするのかは、書き手の「個性」を読者に伝える効果的な方法の一つです。
なぜなら、例えば「適当」と「テキトー」をどの様な意味で使っていて、どのように使い分けるのかは、私の内面から出てくるものだからです。
その為、言葉を定義し使い分けることで、間接的に書き手の個性が読者に伝わるのです。
「書き手の個性を表現しましょう」と言われれば、言語化できるものを思い浮かべることが多いと思います。
しかし、「行間を読む」という言葉があるように、文章というのは直接言語化していないものも読者に伝える事ができるというメリットがあります。
そして、「言葉の使い分け」もその一つで、言外に書き手の「個性」を伝える方法なのです。
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