初心者からの脱却に必要な鍵は「思いやり」
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こんにちは、にょびたです。
最近、歌手の中でとても興味が惹かれたバンドがあります。
「The Biscats」というロカビリーバンドなのですが、色んな表情を持っているバンドなのです。
MV（ミュージックビデオ）を見てると、テンポの良い曲の中で快活さだけでなく、妖艶さや、哀愁や、ノスタルジーを感じたりするのです。
私はそのような感情を、映像だけでなく、ボーカルのMisakiさんの歌声に、も感じられるところに興味が惹かれたのだと思います。
個人的にはもっと売れて欲しいと思ってるバンドですし、Youtubeでは色んなアーティストの楽曲をカバーして歌っているので、良ければ一度聞いてみてください。
さて、
セールスライティングやコピーライティングなどのライティングを学び、ある程度文章が書けるようになった時、すなわち初心者から脱却し、次のレベルへとステップアップする時には、
「思いやり」
が必要です。
誰に対する思いやりかといえば、もちろん「読者」に対する思いやりです。
「思いやり」の視点がなければ、いつまで経ってもターゲットを絞った文章しか書けません。また、読者に伝わる文章を書くという観点からも、「思いやり」はとても大切だと思います。
そこで、今回はライティングのレベルアップの鍵となる「思いやり」について書くことにしましょう。
この記事を読めば、ライティングにおける読者への「思いやり」とは、どのような事なのか理解することができるでしょう。
もし「思いやり」がなければ
初心者の間というのは文章を書く時に、ライティングの教材や講義などで学んだことをアウトプットするだけで精一杯なものです。
私も最初にコピーライティングを学んだ時は、学んだライティングテクニックを、自分の文章に落とし込むことだけで精一杯でした。
しかし、何度も文章を書いていくと、そこまで意識しなくても、ある程度学んだことが生かされた文章が書けるようになってきます。
そんな、心に余裕が出てきた時が、視野を広げて次のステップに移るチャンスだと思います。
そして、次のステップに移るときに、まず新たに持っておきたい視点が「思いやり」なのです。
この「思いやり」という視点は、ライティングテクニックというよりは、ライティングにおける書き手の姿勢の話なので、もしかしたらピンッと来ない人もいるかもしれませんが、文章のあらゆるところに影響するので、とても大事なことなのです。
例えば、文章の内容や、文章で使う単語や言い回しや、説明の丁寧さなどに影響します。
つまり、「あ、この部分はわかりづらいだろうな。」とか、「これは詳しく説明しないと、理解できないだろうな。」とか、「この単語は若い人は知らないだろうな。」といった感じで、「思いやり」視点があれば自然と読者目線で文章を書くことができるのです。
もし「思いやり」がなければ、幅広いターゲットの読者に読んでもらえる文章は書けません。
また、一人に対して文章を書くのであれば、その人の事がわかっていれば良いのですが、noteのように不特定多数の人が読む文章は、自分が漠然と「このくらいなら、わかるだろう」と思って書いた文章が、全くわからない人も現れます。
そのような人にも、できるだけ読んでもらう為にも、読者に「思いやり」を持って想像力を発揮しながら、文章を書く必要があるのです。
「思いやり」視点で書く時の注意点
「思いやり」という視点を持って文章を書く時に、1点だけ気をつけておいて欲しいことがあります。
それは、「丁寧に説明しようとしすぎて、必要のない説明までしてしまう」ことです。
なぜなら、文章がクドくなりますし、読者に「それ知ってるよ」と思われると、その文章に対して読者の興味は無くなるからです。
人間は、既に知っている事に対して、細かく説明されると、うっとおしく感じるので、その文章を読むのが嫌になります。
では、どこまで詳しく説明すれば良いのかというと、常識と言われる領域の手前までです。
ただ、常識というのは、日本人の多くが共有しているような、一般常識と呼ばれるものもありますが、多くの場合、世代やコミュニティーが違えば、常識は違うので、その辺りを考慮して文章を書く必要があります。
このように、読者に「思いやり」を持って文章を書くことによって、自然と説明は丁寧になりますし、ターゲットとなる読者の幅を広げても理解してもらえるような文章を書くことができます。
できるのですが、丁寧に説明を書く分、わからないだろうと思われる事の説明を書くのが増える分、今までより少し文章は長くなるかもしれません。
確かに、最近は「短い文章が良い」という風潮が巷でありますが、私は短すぎて言葉足らずになることで、読者に伝えたい事が適切に伝わらないのは本末転倒だと思います。
自分が伝えたいことを伝えるには、必要十分な文章の長さが必要なので、「文章の長さ」を気にする必要はありません。
もちろん、文章が長くなれば、その分読者を飽きさせないライティング力が求められますが、それはある程度、知識と努力でカバーできます。
もし、長い文章でないと伝えたいことが伝わらないのであれば、文章が長くなることは問題ではないのです。
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