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失敗は失敗ではない

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こんにちは、にょびたです。

執筆する前に、私は本を読むことにしています。

それは、準備運動で脳をしっかりと働かせるためにやっているのですが、久しぶりに読む本を小説にしてみました。

その小説とは、司馬遼太郎の「城塞」です。

私が小学生の頃、ファミコンのソフトに「信長の野望」があり、高学年の頃には「信長の野望」をやり込んだこともあり、戦国時代が好きになりました。

そして「城塞」は大阪冬・夏の陣を描いた小説で、徳川家康はもちろん、戦国時代最期・安土桃山時代の歴戦の武将、例えば、福島正則や加藤清正などが登場するので、読んでいてワクワクします。

司馬遼太郎は古書などの資料を読み漁り小説を書くとのことで、教科書では教わらない当時の時代背景や、江戸時代初期の庶民の風俗が描かれており、非常に面白いです。

例えば、江戸初期の大阪庶民は、秀吉亡き後も豊臣家に親しみを感じており、徳川家に否定的だったことなどが書かれています。

「城塞」は文庫本で上・中・下巻の3冊構成なので、当分の間楽しめそうです。


さて、

あなたは失敗した時、落ち込むタイプですか?

それとも、逆に燃え上がるタイプですか?

私は子供の頃は、何か失敗すると落ち込むタイプだったのですが、大人になり、特に仕事で研究職についた頃から、「失敗」に対する考え方が変わりました。

子供の頃というのは両親の影響が大きく、私の場合、父親が「失敗」に対してダメな事や悪い事のような価値観を持っていたため、私も失敗してはダメだと強く思うようになっていたのです。

しかし、研究というのはある意味「失敗」の連続なので、失敗に関して、いちいち感情的になっている暇がありません。

そういった経験から、「失敗」という概念が自然に変化したと思います。

私の父親に限らず日本社会は「失敗」に対して過剰なくらいに嫌悪感を示していますが、私はその認識は変えるべきだと思います。

なぜなら、絶対的な「失敗」というのは存在しないからです。

というわけで、今回は私の考える「失敗」について書いていくことにします。

この記事を読めば、「失敗」したとしても、いちいちクヨクヨしなくても良いことがわかるようになるだけでなく、「失敗」の捉え方を変えることのメリットを理解することができるでしょう。


エジソンのあの有名な名言

昔から「失敗は成功のもと」や「失敗は成功の母」という言葉がありますが、「失敗」に関して私はエジソンの

「私は失敗したことがない。ただ1万通りの上手くいかない方法を見つけただけだ」

という言葉が好きです。

なぜなら、「失敗」を「失敗」と思っていないからです。

つまり、一般的に言われている「失敗」を「上手くいかない方法の一つ」と捉えることで、感情的にならずに「違う方法を試せば良い」と頭の切り替えがスムーズにできるようになるのです。

先ほども書いたように、我々日本人は一般的に言われる「失敗」に対して恐怖心が強いですし、他人が失敗した時の対応も厳しいものがありますが、科学の進歩の裏には、研究過程で膨大な「失敗」があるのです。

その「失敗」を「無駄」だと切る捨てるのは、科学の進歩を遅らせるだけで愚かなことだと思います。

そして私が言いたいのは、あまりにも日本人は「失敗」に対して敏感すぎるということです。

なぜなら、その敏感さゆえに人は「失敗」しないようにするので、積極的にチャレンジできない雰囲気に日本はなっているからです。

例えば、

少し前に、日本の宇宙ロケット発射の失敗に関して、批判が集中した事がありますが、私は新しいことに挑戦する時に失敗することは「当たり前」にあることなので、周りがとやかく言うべきではないと思っています。

もちろん、宇宙開発に関しては国民の税金が使われていることもあり、無駄遣いはいけないと思いますが、日本の限られた予算で創意工夫した中の失敗は、次へに生かせば良いだけのことだと思うのです。

一方、アメリカのスペースX社などは、以前は宇宙ロケットの打ち上げ失敗がかなり多かったのですが、その失敗からデータを集めることで、短期間で技術開発が進みました。

その結果、今では当たり前のように宇宙にロケットを打ち上げれるだけではなく、今まで海中に捨てていた補助ブースターを、目的の場所に自動で着陸させることに成功しています。

「チャレンジ精神が大切」と言ったところで、「失敗」を過度に叱責されては誰もチャレンジできなくなるのは当たり前です。

その為、一般的に言われる「失敗」をあまり深刻に捉えないことが、今の日本人には必要ではないかと思いますし、その「失敗」はスペースX社の様に、未来の成功のための糧にするべきなのです。


研究においてTry and Errorは当たり前

失敗について、先ほどのような考えに私が落ち着いたのは、特に仕事として創薬研究の研究職に就いた事がとても大きかったです。なぜならば、例えば、一つの薬を開発する為に製薬会社の研究所では、膨大な数の「失敗」があるからです。

もう少し詳しく説明すると、

1つの薬が出来上がるまでには、その候補となる化合物を数多く合成して、培養細胞などで実験し薬としての効果や安全性などを調べていきます。その作業をスクリーニングと言います。

スクリーニングは、数多くの候補を様々な実験をすることで、良いものを残し、薬にならない化合物を排除することで、ふるいにかけるのです。

そして、ある1つの薬の開発に成功したとして、その裏には膨大な数の薬の候補がスクリーニングによって排除されているのです。それは、見方によれば膨大な数の「失敗」の上に、たった1つの成功があると言えるのです。

そして、研究員が「失敗」の候補を見つけた時に、どのような心境かといえば、全く何も感じていません。しかも、研究員は毎日「失敗」しているはずなのですが、それに対して「失敗」という感覚は皆無なのです。

もちろん、一つ一つの候補が薬にならないからといって、落胆したりと感情を動かしていては体がもたないというのもありますが、どちらかといえば、先ほどのエジソンの例のように、「薬にならない化合物だった」という感覚に近いのです。

なので、毎日繰り返し行われる仕事の中で、「薬にならない化合物」を見つけたからといって、精神的負担はありません。

なぜなら、研究員の中では、薬の研究は「Try and Errorは当たり前」という意識が最初からあるからです。

すなわち、最初から「失敗ありき」で考えているのです。

失敗することが前提であるならば、精神的に落ち込んだりすることはなく、逆に「次にどうすれば良いのか?」という考え方に自然に切り替わります。

そして、私のこの感覚を経験したことで、今の「失敗」の考え方に変わったのです。


物事の捉え方一つで人生が変わる

先ほど、「研究においてTry and Errorは当たり前」という話をしました。そこから何を言いたいのかというと、

要は物事の捉え方が重要だということです。

というのも、最初にも書いた通り、私は子供の頃から何か行動するときに常に不安感があるほど「失敗」に対して大きな恐怖心がありました。その為、なかなか行動する事ができませんでしたし、行動するのも遅くなってしまっていました。成功する根拠が欲しかったのです。

しかし、実際には根拠のある未来の成功などありません。だからこそ、とにかくやってみる事が大切なのです。

その為には、「失敗」の捉え方を変化させる必要がありました。

つまり、「失敗」をダメなこと・悪いことと思っていては、チャレンジすることが大切だと頭で理解していても、心でブレーキがかかるので、いつまで経ってもチャレンジできないのです。

そんな中、研究員として仕事をしていく中で、人生のチャレンジと研究過程とが似ていると思いました。すなわち、人生においてチャレンジして成功するかどうかというのが、研究が成功するかどうか事前にはわからない事と同じだとある日感じたのです。

そこから、研究では「失敗」ではなく、単に「成功しなかった」という事実だけ受け止めるのと同じ様に、人生でも今まで「失敗」と思っていたことを、「うまくいかなかった」「思うようにならなかった」という事実だけ受け止めるようにしたのです。

そうすると、「失敗」をマイナスな事から、プラスマイナスゼロな事と捉えれるようになりました。

もちろん、思うようにならなかった時落ち込むこともありますが、やる前から「失敗したらどうしよう?」といった感じで、心でブレーキをかけることが無くなりました。

そのため、今では何か行動する時には「やってみないと、わからない。」とか、「案ずるより産むが易し」と自分に言いかせる様にしています。

このように、「失敗」というものの捉え方を変えただけで、行動しやすくなりましたし、フットワーク軽く行動できれば、自ずと人生も変わると思います。

なぜならば、いわゆる「失敗」から学ぶことは数多くあり、それは人生というスパンで考えれば、プラスの面が大きいと思います。

以上の様に、私は「失敗」という概念の捉え方を変化させることで、行動しやすくなりました。

これを読んでいるあなたも、もしかしたら心の奥底で「失敗はダメなことだ。」とか「失敗したらどうしよう?」と心でブレーキをかけているかもしれません。

しかし、自己暗示をかける様に、何度も何度も心の中で「やってみなければ、わからない」とか「案ずるより産むが易し」と繰り返し自分に言い聞かせることで、時間はかかるかもしれませんが、「失敗」を過度に怖がらない事ができるようになると思います。


笑う門には福来る

最後に、私が今大切にしていることに、

「笑う門には福来る」

があります。

物事の捉え方を変化させることで、私の場合は行動しやすくなっただけでなく、日常生活が楽になったことから笑うことが多くなったように思います。

ある都市伝説系ユーチューバーの方が、「運を良くしたければポジティブでいれば良い」と言っていました。

それは、「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、笑っている人には、常に笑っていられる様なポジティブな人達が集まってくるからだと思います。

ポジティブな人というのは、ネガティブな人と比べて、活動的な人が多いので、いわゆる「成功者」と言われる人に多いですし、そうなるのは必然なことだと思います。

何よりポジティブに毎日を過ごしても、ネガティブに過ごしても、同じだけの時間が流れるので、私はポジティブに時間を過ごした方が良いと思います。

ただ、「ポジティブ」というと、無理やり「ポジティブにならないといけない!」という人がいますが、それは無理しているのでいつか破綻します。

なので、「笑って毎日を過ごす」ぐらいの気構えで日常を過ごせば良いと、私個人は考えています。


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